イロドリ【魔法使いの約束】 (ページ3)

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2人の青年ページ3

やばいこの人達まじでやばい、

その時窓の向こうの空から影が近づいてきた

箒にまたがって空を飛ぶ2人の青年たちが

空飛んでるすご、

彼らは窓をすり抜けて一瞬で箒を消して私の両側に立つ

背たっか、えたか、え、？私より高いじゃんえたか

左右の目の色が違う男性がこちらに振り返りカインという名前を自己紹介してくれた

私もそれにつられて

『ひかりです、』

自己紹介をした

カイン「ひかり様。よろしくな。まずはこいつらを何とかしよう」

と言いながら会釈をしてくれた彼は不敵に笑い腰に下げていた剣を引き抜く

ドラモンド「元騎士団長だ！今はおまえらの指揮官ではない！！」

と声を荒らげる

カインは落ち着きのある声でドラモンドと兵隊達に言葉をかける

カイン「手加減はしないぜ。」

兵隊達には緊張がはしる

カインは兵隊達に何かを教えるように声をかける

カイン「相手が俺でもだ。ほら、来いよ」

と優しく笑っている

ドラモンドがカインに多分？細かい事を言い大きな声でかかれと言った瞬間兵隊達がカインにかかる

『あぶな、』

その時誰かの手が私の腕を優しく引いた

引いてくれた方は自己紹介をしてくれた

目が合わないな、うつむいてるしな人見知り？なのか？

ヒースクリフ「こっちへ」

階段をかけ登っていて私は思った私のマンションにこんな階段はなかった

『あの聞いてもいいですか、！』

こちらを振り返ったヒースクリフは顔色があまりにも悪かった階上で戦っているカインも疲労が激しいのがよくわかった

『あの顔色本当にわるいですよ、絶対休んだ方が、わ、っ』

ふいにヒースクリフがよろめく私は彼の背を支えた

額を抑えながらヒースクリフが苦しそうに肩で息をした

ヒースクリフ「すみませんもう、ほとんど魔力が、残ってないんです」

魔力、？よく分からない言葉を聞いて混乱した

ヒースクリフ「大いなる厄災との戦いを終えたばかりで、カインだって限界、。」

兵隊「逃がすな！」

上からも下からも兵隊達が挟み撃ちをしてくる

ヒースクリフ「大丈夫です賢者様俺がお守りします。」

そういうと彼の手に淡い光が帯びてくる

いつの間にか手のひらには懐中時計が握られていた

ヒースクリフが何かを唱えた

「レプセヴィヴルプ・スノス」

その後には兵隊達が人形のように動きを止めたのだ