烏の中にもう1人の無気力くん

第2話 ページ2

Nosaid



「レイ、次の試合北川第一の試合だよ」




龍我峰中のセッター 神崎龍



彼のトスはとにかく繊細だ



見た目も優しそうな見た目をしているが



時々試合で口が悪くなる




『えっ試合見ないとダメなの…？』




龍我峰中のウィンドスパイカー 星桜レイ



彼の放つ一撃は重い



だが、やる気とスタミナがない



良く龍に怒られている




「僕らのエースは本当に興味無いことにはとことん興味無いよね」




龍我峰中のリベロ 相川和也



彼の動きは滑らかだ



見た目はやんちゃそうだが
仲間のことを1番理解してる




『そんなことない、俺は闘うかもしれない相手はしっかりとチェックしてる』



「なら、ここでも見ないとダメでしょ」



『俺じゃなくて皆が見るから大丈夫』



「そういうことじゃない！」



「皆今日も元気だな」




龍我峰中のミドルブロッカー兼キャプテン 大空翼



彼のブロックは明確すぎる



だが、キャプテンなのに、どこかのほほんしている



龍に怒られている




「ちょっとレイ？どこ行くの」



『お手洗い』



「ﾊｧｰ見るならちゃんと言ってたところに来てね」




彼らはここの大会で優勝と予想されている



だから、誰もが憧れ目標にする選手が多い



特に星桜レイは中学生にして、実力もあり



皆の憧れである彼は



ファンと仲間にとにかく優しい



何時も眠そうな彼の顔から優しく微笑む顔



真剣な顔は迫力が違う



だが、レイの周りにいる保護者(3人)は何かあるとすぐ周りを警戒するのである

第3話→←第1話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す