愛してる【JW】

関係【赤桃】 ページ9

重岡「ん、、んぁ」








私は、アイドル重岡大毅と









危ない関係である。









でも、そんな珍しい事じゃない。









ベットの脇には、明らかに私のものではない









女物のアクセサリーが置いてある。









重岡「A、、かわいっ」









なんて、余裕がなさそうに言うのも









シている時だけ。









事が済むと、私はすぐ帰る。









重岡「もう帰るん？」









『うん。』









重岡「お前だけやわ、そんなやつ笑」









そう言って苦しそうに笑う彼。









『そう。』









重岡「まあ、本命になりたいとか言ってくるやつとかおるし。Aはお気に入りやしええけど。」









そんなこと、誰にでも言ってるんでしょ？









呼び出された時しか来ない。









私からは呼ばない。









するのは頻繁じゃない、









そんな関係だった。









でも、ある日









pururu









“重岡「今すぐ俺んち」”









ﾌﾟﾂｯ









それだけ言って切れた電話。









いつに無く暗い声。









何かがあったのは間違いない。









ああ、









いつも以上にめちゃくちゃにされそうな予感。









少しだけ急いで呼ばれた所へ行く。









いざ、着いたけど扉を開けるのをためらう私がいた。









すると、









向こうからドアが開いた









重岡「遅いねん。」









グイッと腕を引かれ、少し怒った声でそう言う。









重岡「Aっ、」









切羽詰まった声で私の名前を呼ぶ彼は









何故か泣いていた。









『な、、に』









流石に少し心配。









『何があったの』









重岡「熱愛、撮られた。」









いつもの事じゃん。








そーゆー関係の女も多いでしょ？あなた。









なんでそんなに辛そうな顔をしてるの、？









重岡「俺、本命おんねん、、だからほんまはこんなことやめたい、、」









そーゆー事ね。









だったら別に、私を呼ぶ必要も無いし私に言う必要も無いと思う。









あなたの私情に関わるつもりなんてサラサラないの。









そんなこと言わないけど。









重岡「ほんまに、、ホンマに好きやねん、A」









体だけの関係から生まれた愛は









今までにないほど複雑だった

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