愛してる【JW】

# ページ19

それからまた賑やかになるこの部屋。





私も何となく後輩の女の子と、世間話をして楽しんでいた。






「せんぱ、、い、へへっ」





すると、突然寝てしまった後輩ちゃん。





『あれれ、寝ちゃったか。』





ここで、ふと気づいた。





やけに静かだな。





それもそのはず。





私以外全員寝ている様子。





あれ？





誰も起きてないの？





そう思ってキョロキョロしていると、








神山「寝てもうたな笑」





優しい顔でふわっと笑う彼。






『うん、すごいね。いきなりみんな寝ちゃったね。』





私も、ふわっと笑い返すと






神山「そりゃそやろな笑」





と、今度はニヤリとした笑顔でこちらに近づいてくる彼。






『どーゆーこと？』





少し小さめの声で聞いてみると、






神山「睡眠薬、入れたんよ。」





『ワインに、、？？』





神山「そ。」






とんでもないことを言い出す彼。






『な、、どうして？？、』






神山「Aが、ほかのやつと喋るから。」






『だって、飲み会なんだもん。喋るよそりゃ。』






神山「だとしても、俺は嫌だった。それに今、二人きりやしな」






そう言ってさらにニヤリと笑う智洋。







だんだん近づいてくる彼にあとずさりをさる。







神山「みんないる状況って興奮すんねんな。笑」







『なに、いって、』








神山「Aには、お仕置きやな。」









『やだっ、やめてっ！』









神山「あんま大きい声出すと、みんな起きてまうよ？」








『あ、』








神山「A、俺だけの可愛いA、、」









彼は完全に。









オカシイ。

依存【桃】→←【緑】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す