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厨房に戻ると、以外にも老婦人と二人は同じテーブルで仲良く話していた。軍内でも犬猿の仲と名高い二人が大人しいとは、流石人生の先輩は偉大である。
「次はどっちがいい…って言っても、どっちも先が良いようだし、ここは公平にジャンケンにしようか。」
ひとらんらんが入ってくると勢い良く振り向く二人に苦笑して、二人にジャンケンをさせる。
結果、次の面接者はオプロイテに決まった。その試合は、まるでデザートをかけた幹部たちのジャンケン並みの気迫であった。スパルタクスは天を仰いでいた。オプロイテは出したグーをそのまま天へ掲げた。ひとらんらんとAはそれを見て吹き出す。喧嘩は多いしすぐ口論に発展するが、なんやかんや言ってこの二人、いいコンビなのだ。
ちなみにデザートは毎回、豪運を持つトントンと手癖の悪いゾム、相手の弱みを握り説得()するオスマンによって消費されている。トップは何かと理由をつけスイーツやらを頻繁に摂取しているため、満場一致で一番に出場権剥奪される。
オプロイテと厨房に入って、ひとらんらんは椅子に座るよう促す。するとオプロイテは、張り合う相手が居なくなったからか、先程より落ち着いた返事をして席についた。こうしていれば品のある淑女にまで見える。まぁ纏っているオーラは以下にも戦い慣れている、という感じであるが。彼女は隠密には向かないだろう。
「えっと、じゃあまず名前を教えて。」
「オプロイテと申します。名字はアークフレイムです。」
うーん、知ってる。ひとらんらんはオスマンとはよくバディと呼ばれるほど仲が良い。通称《爛漫》というバディ名まで出来ている。よって、互いの部下のことや仕事状況が週末行われるお茶会で共有されている。まぁ、ひとらんらんは彼に彼女が出来たことは知らなかったのだが。
ひとらんらんの予想としては、オスマンが付き合うとすればオプロイテか、彼"女"と言ったが彼のことだ…好みを考えるとトントン、ぺ神…。
だめだ、これ以上は具合が悪くなる。ひとらんらんは意識を戻した。
「オプロイテさんは軍の職業体験で来たんだよね。」
「はい！店長はお詳しいんですね。」
オプロイテは持ってきていた資料は要らなかったか、と考えた。彼女、事前に色んな店を調べていたのだ。この店は最近できたため店主も若いだろうし、軍の職業体験制度を知らない可能性が高いと、わざわざ資料を作って来たのだ。
まぁ店主は幹部だし、そりゃあ詳しい筈である。
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Iam猫(プロフ) - ごふっ…(尊死) (2023年2月24日 19時) (
レス) @page27 id: 3ca575e283 (このIDを非表示/違反報告)
そや(プロフ) - ココさん» 「採用ッ！！」ボイスの需要高いですよね笑笑楽しんで頂けているなら光栄です。おまたせして申し訳ない…！応援ありがとうございます！ (2020年8月31日 19時) (レス) id: 24954b5e40 (このIDを非表示/違反報告)
ココ - Ht さんの「採用ッ！！」を聞きたくなったのは私だけではないハズ…………とりあえず貴方様に対して叫ばせて下さい。「神か！？」((何週でもさせて頂いております。これからも執筆頑張って下さい。応援してます。 (2020年8月15日 23時) (レス) id: d05d7912b9 (このIDを非表示/違反報告)
そや(プロフ) - えびふらぁいさん» ありがとうございます式挙げましょ((お楽しみいただけているようで嬉しいです、がんばります！ (2020年8月14日 11時) (レス) id: 24954b5e40 (このIDを非表示/違反報告)
えびふらぁい - え、好きです結婚しm((ん"ん"ｯｯ頑張ってください！ (2020年8月8日 8時) (レス) id: 0d40d9cbd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そや | 作成日時：2020年2月11日 19時
