[暗殺教室]これが私 (ページ9)

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出会いページ9

新しい制服を着て、私はテンションが上がっていた。
ネクタイって初めて付けた。
前の中学より少し短いスカート。

ふぅ、落ち着け私。
私は理事長室に入室する。
ノックして、失礼しますと言葉を添え。

「やあ、いらっしゃいAさん」

普通に挨拶をしている理事長。
しかし、そこからは
アイコンタクトを取ろうとする態度が読み取れる。

彼の目線の先にはオレンジの髪色をした、男子が居た。

:
:
彼はここの生徒会長だ！！！！
私は危険を察する。E組とバレたらまずい。
私は差別の対象だ。私が入ってきてから彼は
態度が明るくなった気がする。

『こんにちは、初めまして確かあなたは…生徒会長
でしたよね？』

「初めまして、そう」

『浅野学秀先輩！』

理事長が何かを察する。

理事長(そういうことか！後輩作戦か！彼女は行事に参加しない予定だ。そしてこの学校には学年カラー制度がない…！しかし甘い、クラスを聞かれたら…。)

『あっすみません私ったら…成績優秀の生徒会長と
話していることということに嬉しさが爆発してしまい…。』

私は色んなリーダーをやってきた。
リーダーは信頼が大事。
つまり猫かぶりが得意だ。さあどう出る！浅野学秀！

「ありがとう。そう言われると嬉しいよ。
ここに居るってことは新入生かい？僕に気づいたということはよくパンフレットを読み込んでいるね。」

君名前は？クラスは？と聞かれる。

理事長と私から緊張した空気が流れる。

『内緒です。そして言うことは多分無いでしょう。』

「！？」

『浅野先輩に見つけて欲しいんです…。
頑張って先輩に見つけて貰えるようにしたいんです。』

私は浅野先輩の手を見つめ、その手を握る。

反応がない。

浅「」

理「すまない、Aさん。彼は君と同じようにそのような態度を異性にとるけれど、やられたことは無いんだ。フリーズしてるんだろう。今のうちに逃げた方がいい。E組は春休み雪村あぐり先生の対策授業を受けているが君はまだここに慣れてないから大丈夫だろう。君の学校生活が充実に過ごせることを祈るよ。」

私はその理由に少し納得しその場を後にした。