*何処かで。/pknd ページ3
グビっと喉を鳴らす音が聴こえる。先程から数えて10回程鳴らしているだろう。
痩せ細った彼ぺけたんは真ん丸な体型の男ンダホと宅飲みをしていた。余り酒に強くないのにも関わらず、グラスを持つ手は止まることを知らない。
nd「ちょ、ぺけたん飲み過ぎでしょw」
pk「違うんだよ、俺はぁ、嬉しいの!早く新曲発表したくてぇ...俺とダホの唄声を皆に聞いて欲しいのー!」
nd「そりゃ俺もだし嬉しいけど、ぺけは酒弱いんだから程々にしないと喉やられちゃうんじゃない?」
この日は彼等の新曲を収録していた。その疲れからか、彼の手は動きっぱなし。ンダホの心配も意味を成す所か気に止めていない模様。ぺけたんの頬は必然と赤くなる。
ンダホの酒の進み具合は、ぺけたんへの心配の気持ちでだいぶ遅延していた。
nd「もー、俺飲めないよぺけー。そこまでにしなさーい!」
とグラスを取り上げようとした時、酔っ払っていてンダホの動作に勘違いした彼は
pk「だほちゃん、ぎゅー...」
と回しきれない程のお腹に細っこい手を回して、自身の方へと引っ張った。余り体幹のないンダホは簡単に横にドテッと転がってしまった。
nd「わっ...ちょっぺけた、ん...」
彼の口はパクパクと発声出来ないのに動いている。今自身の体にぺけたんが馬乗りになっているからだ。ニヘッと笑えば何故なのか、服を巻き上げようと裾に手を伸ばした。
nd「ちょ、ぺけたん酔い過ぎだってー!何してんの?」
pk「んー?俺、ンダホ好きだからぁ...ほら、このお腹ぁ〜!んー...」
ちゅっ
お腹に顔を近づけたかと思ったらキスを落としたぺけたん。それにンダホはビクッと反応してしまう。
nd「ばっ...流石のぺけたんも普段はここまでしないじゃんか...」
pk「ダホちゃんて、美味しそうだよねぇ〜。さっきのちゅーで可愛い反応とかぁ...そーいう所が美味しそ!もっとしちゃお〜」
nd「バカ、駄目だって!ぺけ、そこは駄目!流石に悪巫山戯が過ぎるって!」
pk「...これは俺の気持ちだよぉ?ダホちゃんだから、したくなるのー!」
酔っ払っている為彼の言葉を簡単に信じれないンダホだが、何故か身体は動かせそうになかった。
そんな仲、ぺけたんは下半身へと手を伸ばし始めた。
「もう勝手にしちゃって...」
心の何処かでそれを望んでる自分も居る事に気が付いた。
*性癖SM。/slzk ※pink表現有→←*その声で。/mspk
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作者名:Bluetooth | 作成日時:2020年5月5日 2時