楽屋 ページ6
Yuto side.
少クラの収録が終わり、楽屋に戻ってくるなり真っ先に浮所が話しかけた。
浮「ねぇ那須、俺今日那須のお姉さん見つけられなかったわ、、、。でもその代わりにすげぇ可愛い子見つけた!」
「え、どの辺にいた子?前の方だったらわかるかもしれない。てか、、、」
浮所、姉ちゃんにバッチにファンサしてたじゃん。
そう言おうとした瞬間に楽屋のドアが空いた。
ガチャ。
?「失礼しまーす。みんなお疲れ様でした!そして、お久しぶりです!」
聞き覚えのある声に浮所以外のみんなが太陽に照らされたように、パァーっと笑顔になった。
姉ちゃん!!と俺が話しかけようとすると
龍「Aちゃん!久しぶり!!!」
藤「Aちゃん!お久しぶりです!今日はありがとうございました!」
大「久しぶり!相変わらず那須にそっくりだね。」
金「Aちゃん、お久しぶりです!僕こんなに大きくなりましたよ!」
弟の俺よりもメンバーの方が先に姉ちゃんに話しかけてて、みんな俺の姉ちゃん好きすぎか笑、と心の中でツッコんだ。
姉ちゃんはまるでアイドルの握手会みたいに一人一人に丁寧に笑顔で返していた。
「姉ちゃん、今日はありがとうね。俺のうちわまで持ってきてくれて笑 楽しんでもらえた?」
姉「半ば強制的だったけどね笑 とっても楽しかったよ。それにみんなかっこよかった!こちらこそありがとう。」
弟の俺にまでこんな丁寧に話してくれる、姉ちゃんのこういう所すげぇ好きなんだよな。
まぁ、調子に乗るから本人には言わないけどね。
姉ちゃんはふとなにか思い出したような顔をして、浮所の方を向いた。
姉「あ、そういえば!浮所くんとは初めましてだよね?改めまして、雄登の姉の那須Aです。みんなAちゃんて呼んでるから好きに呼んで!あと、私飛貴くん担当です。よろしくね!」
姉ちゃんは、浮所にファンサされたときと同じ笑顔で挨拶をしていた。わざわざ言わなくても、「浮所が大好きです!!」って顔に書いてあるのに笑
そう言おうとしたら
浮「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
浮所がいきなり大きな声を出すから、みんなビックリして目ん玉が飛び出そうなほど驚いた顔をして浮所の方を見た。
193人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちなもん | 作成日時:2019年3月4日 1時