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「とはいえ、大切な学校の備品に傷を付けてしまった罰として、我々鬼塚教場は一周多く回ってきます!行くぞ!」
「「『オウ!/へーい』」」
こればかりは僕も萩原もヒロも伊達班長も他の鬼塚教場の人達もとばっちりだ
2人が暴れた口裏合わせの所為で周回回数が多くなるのだから
「二列縦隊マラソン始め!」
その声で「1・2!」とお決まりの掛け声で走り出す
…………後ろで鬼塚教官が僕らを呼び止めようとしていたのなんて知らないから
「よォ、陣平ちゃん……。なんだよそよ面……色男が台無しじゃねぇか……」
「うるせぇよ萩………」
『そもそも
「お前も少し黙れ!!」
「差し歯まで抜かれちゃって……超ウケるゥー♪」
『お前アレ差し歯だったんかい』
勿論この会話は走りながら()
てか、ホント松田と萩原って仲良いよな
ゼロとヒロも仲良いけどさ
幼馴染同士………何だっけ。特別仲良い奴が居るって良いよなぁ………僕の幼馴染、死んじゃったし
この幼馴染が、警察を目指す理由だったりも……する
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(お前って幼馴染とか居たのな)
(まぁ……。居ない人だって居るだろうけど僕には居たよ)
(男?)
(うん、男の子。でも可愛い子だったよ)
(へぇー。その子の事好きだった訳?)
(まさか笑)
((((ホッ…………………))))
(……??……伊達班長、分かる?)
(……簡単に言えば青春か?)
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作者名:玲音 | 作成日時:2021年12月4日 15時