第5話《両思い》 ページ6
Aは静かな夜の中、冷んやりした風に当たった
『(ジョジョはこれで幸せですよね…ジョジョが幸せなら私は良いのに…それなのになんで…)』
『なんでこんなにも涙が出るのでしょうか(泣)』
Aは静かに泣いた
『ｯ…うぅ…(泣)』
？「泣くぐらいなら結婚破棄をするなマヌケ」
『ｯ…！ディオ！』
Aは泣きながらディオに抱きついた
ディ「…なぁAあの時の言葉覚えてるか？」
『？』
ディ「可愛くて優しい大好きなAと結婚出来るなんて…幸せですよ...だ」
『あぁ…あれですか…あんな嘘良く平気でつけますよね、私なら無理です』
ﾃﾞｨｵ「これは嘘じゃあ無い僕の本心だ」
『え？』
ディ「ジョジョの大切なものを奪いたかった、そのために結婚破棄に協力した」
「だが本当はAを僕のものにしたかったんだ」
「お前はジョジョが大好きで、はなから僕は眼球に無かった」
「こんな方法しか思いつかなかった…」
『ディオ…』
ディ「なぁA！あんな奴より僕の物にならないか？」
『…私はジョジョが好き』
『紳士で優しくて、かっこいい、たまに頼りないところもあるけどそこも好きだった』
ディ「ｯ…」
『でもさ私気づいたの』
『ディオに「ずっと本当の自分を隠してる感じがする」って言われた時、気づいたと思うの』
『私ははなからジョジョなんて好きじゃあなかったってね』
『私はずっと親に従ってきた、自分の見た目も、仕草も行動も想いも…親に操られてた』
『ディオに出会って本当の自分を見つけれた気がするの…』
『私はあなたを初めて見た時から好きだったんだと思う』
『ねぇディオもし良かったら私と付き合ってくれない？』
ﾃﾞｨｵ「ｯ…いいだろう！このディオと付き合えた事！光栄に思え！」
『ﾌﾟｯディオってツンデレだね、なんか可愛く見えてきたよw』
ﾃﾞｨｵ「……初めて笑った顔見た随分と可愛いじゃあないか」
「後僕は可愛くなんかないかっこいいんだ」
『ｯ…ありがとう/////』
『でもディオ可愛いよ』
ﾃﾞｨｵ「…お前の事喰うぞ」
『喰うｯ！どこでそんな言葉覚えたの！？』
ﾃﾞｨｵ「お前こそ食うの意味知ってるのか？ﾆﾔ」
『ｯそ、それは…///』
ﾃﾞｨｵ「ｸｼｭﾝ…冷えてきたな…そろそろ帰るか」
『そうだね…』
(ディオと出会えて本当に良かった…ディオだけには…あの事言っておこうかな…)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：K.K. x他1人 | 作成日時：2024年1月10日 2時
