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「･･･しばらく外で待ってようかな」
壁によっかかりながら大人しく待つ
こんないいところに住んでるのに裏社会の住人だなんて笑える
あの人はどこか表情を表に出さない
別に悪いとは思わない、自分も表情が出にくい方だしね
寒いなやっぱり･･･夜ってこんなに冷えるっけ
「くぁ･･･」
寝不足･･･とは思わないな
退屈だと欠伸ってでるらしいよ、眠いからだとか関係ないらしい
「こんな時間にいないって意外だな」
でも部屋の中からはカタカタ音がするんだよな
居留守をするつもりなのか
私そんなに嫌われてたんだー(棒)
自分で考えて悲しくなってきた
？「あれ、A？」
「あ、スティーブンさん･･･出かけてたんですか」
ス「あぁ、少し用があってね」
用があった･･･と言う割にはとても軽装
黒いシャツに白いズボンに黒のベルト
ファッションセンスいいな･･･
ス「こんな遅くにどうしたんだい？」
「あ、そうそう･･･この間貸してくれた服を返そうと思って」
ス「あぁ、別にすぐ返してくれなくてもよかったのに」
紙袋ごと受け取る
スティーブンさん手が冷たいな･･･しばらく外にいたのかな
ス「君･･･結構冷えてるね、そんなに待ってた？」
「いや･･･そんなには、ただ私軽装なんで」
ス「良かったら上がる？暖かいもの要するよ」
「あ、いや･･･じゃあ、お言葉に甘えて」
断ろうとしたらちょっとニコって笑った
怖かったので上がらせてもらおう･･･
ス「良かった、ココアを用意しとくよ。ゆっくりしてて」
柔らかいソファーに座る
シィンと響くような部屋の広さ
こんなところに1人で住んでるかな
なんか寂しい
ス「どうした？」
「いや･･････」
この人って結婚してないのかな
じゃなきゃこんな仕事してないもんな･･･
1人でこんな広い部屋にいたら虚しくなりそう
「1人で住んでるんですか？」
ス「そうだよ、いつもなら家政婦がいるんだけど･･･少し早めに帰ってもらったんだ」
「ふーん･･･」
家政婦さんなんて雇える権力が羨ましい･･･
私もね？金はあるんだ？貯金はあるよ？
ただおろすのが面倒で
ス「どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
ス「･･････。」
「････････。」
無言がきつい･･･ちらっと見るとコーヒーを優雅に飲んでいるスティーブンさん
部屋を見渡すと綺麗すぎる部屋な気がした
机の上にはローストビーフが置かれている
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隕石落下(プロフ) - アンネさん» ありがとうございます！主人公ちゃんが面白くて良かったです！！ (2019年3月9日 23時) (
レス) id: 58a8091b35 (このIDを非表示/違反報告)
アンネ - 主人公の性格がとても面白いですねwこれからも応援してます！ (2019年3月9日 20時) (レス) id: 67a1c3a937 (このIDを非表示/違反報告)
隕石落下(プロフ) - 化け馬さん» あ、ありがとうございます！更新遅めですが、よろしくお願いしますヽ(*´∀｀)ノ (2018年4月24日 23時) (レス) id: 58a8091b35 (このIDを非表示/違反報告)
化け馬 - なんか好きです。更新応援してます！ (2018年3月28日 0時) (レス) id: 9e16e8366e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：隕石落下 | 作成日時：2018年1月28日 5時
