苦手なもの 健 人 臣 ページ2
健「おっ。臣何飲んでんねん」
臣「直人さん特性エスプレッソ」
健「うーわー似合っとるから腹立つわ。ちょ、俺にも飲まして！」
臣「はい」
健「甘っっっ！これエスプレッソちゃうやろ！！！」
臣「エスプレッソだって」
健「エスプレッソに砂糖は入れませーん！！」
人「臣はコーヒー甘くないと飲めないんだよな。笑」
健「お子ちゃまやん！！」
臣「はぁ？」
人「でも砂糖入れたにしろ苦味濃いだろ？」
臣「んー。直人さんの淹れたものだったら何故か苦くても飲めるんですよね……砂糖さえ入れれば」
「臣さーん！」
臣「ん？」
「明日からのランチ用で作ったポタージュなんですけど、味見してくれませんか？」
臣「…………何のポタージュ？」
「グリンピースです！」
臣「…………………」
「臣さん？」
グイッ
臣「…………………ん。なかなか美味いな」
「本当ですか！んじゃ明日から出しますね！隆二さーん！臣さんにOK頂きました！」
臣「…………………」
健「臣？まさか………」
人「うん。そのまさかだよ」
臣「ちょっとトイレ行ってきます」
人「吐くなよー」
健「ちょっとだけ臣の評価上がりましたわ」
人「Aのあの無垢な表情には逆らえなかったんだろうな」
臣「……………」
健「おかえり」
人「大丈夫？」
臣「………砂糖入れれば良かったな」
健「あかん！！臣の味覚がおかしくなっとる！！！」
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作者名：ポム | 作成日時：2017年9月22日 15時
