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「知 念、のみすぎだよ」




僕の向かいの席に座っている仕事仲間の 涼 介が言ってきた。





確かに今日はのみすぎているかも。




ついこの間24歳の誕生日を迎えた。






心なしか、前よりも飲めるお酒の種類が増えた気がして飲む量も機会も増えてきた。





まぁ、僕は仕事の関係で一応芸能界に入ってるから次の日の仕事の具合とか二日酔いとかのことも考えて頻繁には飲めないんだけど。





「涼 介?
僕もう子供じゃないんだからね。それぐらいわか
ってるって」





もう僕も大人の仲間入りしてから四年も経った。



いつまでも子供扱いされていたら、僕のプライドが傷ついちゃうもんね。





「何言ってんだよ。お前この間もそんなこと言って、結局道で潰れて俺がおぶって帰って行ったんだからな?」




「え?そうだったっけ?でも、僕のこと連れて帰るのが涼 介の役目でしょ?」




「おい!お前な、いい加減調子乗ってるとキスするよ」




「いやだ!やめてー!」




「おいこら!逃げんなって、いつもは可愛い声出して俺に抱かれてるだろ?笑」






まぁ、聞いて見ての通り僕と涼 介はそういう関係。





いわゆる、カレカノってやつ。

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作者名:梨香 | 作成日時:2017年12月10日 23時

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