ドライな恋

1-8 ページ8

井口「そういえば、Aちゃんって俺だけさん付けだし敬語なのなんで？笑」




A「一応お客様なので…、？」





井口「え、いいよそんなの！」




常田「そうや、理に敬語使う方がおかしいぞ」



井口「ねぇ大希ひどい」



井口「タメにしようよ、その方が話しやすいんじゃないかな？」



A「うんっ、わかったっ」



新井「てか理ほんとキャバクラ行き過ぎ笑」



A「そんなに行ってるの、？」



井口「いや、違う違う！和輝余計なこと言わなくていいからっ」


常田「ほどほどにしとけよ〜」


井口「わかってます…！！」




和輝情報によればやっぱり理さんはキャバクラに
よく行くらしい
そりゃあ色んな女の子と知り合いなはずだよね



新井「Aは他の仕事したりしないの？」



A「あ、言ってなかったよね。私次の春から違う仕事するんだ」



新井「え？そうなの？なにするの？」



A「とりあえず大学卒業までは普通に飲食店とかでアルバイトかな。」



新井「へぇ〜、卒業後は？」


A「一応教員免許取ってそのまま働くつもり」


常田「まじ？」



勢喜「先生？！」


井口「絶対モテモテじゃん笑」



A「ずっと教師なるのは憧れてたからね笑」



井口「わ〜、いいじゃんいいじゃん」




A「今の家も引っ越して、新しくどこか探すつもり。」



井口「え！俺たちのアパートの隣空いてるから来なよ！」


A「俺…たち？」


新井「今さ、理と同棲してるの。言ってなかったっけ？」


A「あー…前に聞いたような聞いてないような」



井口「俺Aちゃんのご飯食べる約束してるもん」



常田「いつの間にそんな約束してんだよ笑」



井口「ねーAちゃん」



A「へ？あ、うん！」



大希君の方をちらっと見ると理さんと私を交互に見てはニヤニヤして笑っている




A「そこにしようかな笑 なんか2人がいれば安心」



新井「俺も安心だわ、大家さんに言っとくよ」



井口「わーい！」








こうして私の新居は新井口のお隣さんとなった
今よりは狭くなるけど静かな場所にあって、家賃も抑えられる。なによりお隣に頼りになる人が二人もいるから
ひとまず安心できそうだ




しかも理さんとお隣さんになれるなんてこんなチャンスない。！

1-9→←1-7

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す