ドライな恋

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A「私、会ってもいいの？」



新井「もちろん、前にAの話した事あるんだ。そしたらみんなも会ってみたい〜って言ってたよ」



A「夜のこと言ってないよね？」



新井「まさか笑 でも夜やってる子って言っても別になんか思う奴らじゃないと思うけどなぁ」



A「わからないよ、仲良くなれるといいけど。」




＿＿＿＿＿＿＿




和輝はこんな時間からスタジオに通ってたのかと驚いたが、バンドマンってそんな感じなのかな？と思う


和輝が言うには、ギターの"大希"という人が主に曲を作っているらしくて鬼才なんて言われてるらしい
その大希さんのお家で集まったりもしていたらしいけど、おばあちゃんと一緒に住んでるらしく楽器なんか使ってうるさくないの？と心の中で呟いた




新井「俺は最近ボーカルと同居してるんだ」



A「え、そうなの？！初耳なんだけど」



新井「結構面白いよ笑 また遊びに来てよ」


A「二人がいいなら、、」





しばらく和輝と話しながら歩いているとようやくいつも使っているというスタジオに着いた
ギターを背負った人が出入りしていたり、みんな音楽に向き合っている人ばかり



新井「ごめん遅くなってー。連れてきたよ〜」



「だれだれ？」


A「こんばんはっ」



新井「前話してたでしょ、幼なじみのA」


勢喜「あー！こんな美人だったんだ、あ、初めまして勢喜遊です！」


A「初めましてっ、お邪魔します」


新井「あれ？2人は？」


勢喜「今コンビニ行ってる、大希は家に忘れ物したから先に家戻るって」


新井「あ、そうなんだ。A適当に座ってて」


A「うん、ありがとう」




和輝がベースをしているのは知っていたけどこんなに近くでしている所を見るのは初めてだった。

頼りになるお兄ちゃん感満載だったけど、やっぱりベースをしている姿も様になっているし尊敬でしかない



ドラムをしている遊くんは個性的な髪型で奇抜なファッションをしているが、センスのいい服を着ている
ちなみに遊と呼べとしつこく言われた




営業終わりにお客さんと出てから、ここに来るまでにもう何時間もたっていたためもうすぐ朝日が昇るころ。

9:00から授業もあり、そろそろここを出ないといけない



A「和輝、私9:00から授業入ってるから一旦帰ってちょっと寝ようかな」


新井「あ、そっかA普通に学校だったね」


A「うん、そろそろ帰らせてもらうね」

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