ドライな恋

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常田「なあ、理って最近遊んでなくね？」

井口「え、遊んでるとは…？」

常田「いや、なんかキャバクラいってたじゃんよく」

井口「あ、はい。実は好きな子がいるので。！」

常田「まじ？」

井口「俺だってそんな人くらいいますーー」

常田「俺の知ってる人？」

井口「知ってる人」

常田「……Aやろ」

井口「え、なんで分かるの？」

常田「理ってさ、結構女の子と気軽に喋ってる割にAには普段通りに行かねぇだろ」

井口「そう、和輝にも話してたけど、だってあの子めちゃくちゃ可愛いじゃん美人じゃん綺麗じゃん」

常田「見てておもしれぇけどな」

井口「言わないでよAちゃんに」

常田「おーう」



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



常田「あ、Aから電話」




A「あ、大希くん？今大丈夫ー？」

常田「おーどしたー」

A「和輝から聞いたんだけど今もしかして理くんと一緒にいたりする？」

常田「いるけど、飯？」

A「いぇす！」

常田「ええでー言っとくわ」

A「うんっありがとう」

常田「てか自分で言えよ笑」

A「そ、そんなこと出来るわけないじゃん」

常田「ま、とりあえず合流するか」

A「はーい」



井口「なんて？なんて？」

常田「飯いこうって」

井口「はあ…大希ずるい」

常田「は？お前もな」

井口「え、まじ？やった、え、ほんとに？」

常田「まじ」



＿＿＿＿＿＿＿



A「あ！大希くんと理くんー！」



常田「よ」

井口「俺もいて良かった、？」

A「も、もちろん！行こう〜」




3人で、私がよく行く居酒屋に入った
ビールを頼んで2人は煙草を吸っている
煙草は元々あんまり好きではなかったけど理くんの煙草の匂いだけは覚えていて、いつの間にか好きになってた



大希くんが気を利かせてくれて私と理くんが隣になるように座ってくれた



井口「Aちゃんこれ食べる？美味しそうじゃない？」

A「うんっ食べよ食べよ〜」

井口「あ、これも美味しそうだよ？」

A「ほんとだ！これも！」

井口「うわっこれなんかもいいな」

A「ちょっと！理くんが食べたいものも頼まなきゃ！笑」

井口「えー？笑 いいよ俺は笑 Aちゃんが食べたいものを食べれたら俺はそれでいいのー笑」

A「もーどんだけ優しいんだよー笑」





常田(早く付き合えよ)

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