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黒服に呼ばれ、裏で少し作業を済ませていた
しかし思っていた以上に時間がかかってしまい、さっきの4人組のお客様は知らない間に帰って行った
A「あれ?さっきの人帰ったんだ。私名刺渡したっけなぁ〜」
黒服「あ、Aちゃん、いたいた。これさっきの方から。井口さん?だっけな?」
A「井口さん…、理さん、?…で、なんですか?」
黒服に渡されたのは、私が小さい時から好きなグミ
A「なに、?これ」
黒服「誕生日プレゼントって言ってましたよ」
A「なんで私が好きって知ってるんだろう…、」
_______
その後は彼のことを思い出すことも無く営業を続けた
家に帰り、彼に貰ったグミをひとつ食べた。
少しだけ寝てから、本業の大学へ向かった
大学生活とキャバクラ生活を両立することは正直しんどいし続いてるのは若さで何とかなってるからだと思う
「おーいAーおはよ」
A「あ!和輝!おはよーう」
新井和輝 歳は私のひとつ上で、幼なじみ
実家が近所で頼りになる大好きな友達
新井「うわ、クマ酷いよ。ちゃんと寝てる?」
A「うーん…最近忙しくてあんまり。」
新井「No.1キャバ嬢だもんね」
A「ちょっと、!学校では内緒なんだから。」
新井「はいはい笑」
A「そういえば和輝はバンド上手くいってるの?」
新井「まあぼちぼちかなぁ。最近ようやくピッタリハマるボーカルと出会ってさ。上手くやってるよ」
A「へぇ〜そうなんだ、またLIVE行かせてよ」
新井「もちろん」
和輝と別れ、お互い教室へ向かった
最後のコマが終わると、すぐに直接お店へ。
扉を開くと既に営業準備が始まっていた
「Aちゃん!今日もよろしくね〜」
A「よろしくお願いします〜っ」
お姉様達と挨拶し、お客様を迎える
数時間経過したあと、チラッと他の席を見ると昨日居た井口理さんが楽しそうに他の女の子と話していたのが見えた
「ーい、おーい聞いてる?」
A「あっ、ごめんね?聞いてる聞いてる。」
接客中のお客さんの話に流され、彼の姿を見ることが出来なくなってしまった
お客さんを見送ったあと、トイレに行き店内を歩いていると後ろから声をかけられた
井口「あ、あの…」
A「あっ、理さん?ですよね!グミありがとうございました。私あのグミがいっちばん好きなんです!」
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ツネタ(プロフ) - ふるーつぱんちさん» ふるーつぱんちさんコメントありがとうございます!嬉しいです(;_;)更新までしばらくお待ちください〜、、(><) (2022年2月21日 0時) (レス) id: b87f404575 (このIDを非表示/違反報告)
ふるーつぱんち - ぐッ強すぎる...四人の特徴も捉えつつストーリー性があり、個人的には人の名前がほんとに覚えられんから出てくる人が少なくて有難いです(?)も〜...マジ神っすね...頑張ってください応援してます! (2022年2月19日 17時) (レス) @page25 id: 31444be7ca (このIDを非表示/違反報告)
この(プロフ) - ツネタさん» ありがとうございます!ツネタさんのペースでいいので頑張ってください!応援してます! (2022年2月6日 18時) (レス) id: 8d3e23fa56 (このIDを非表示/違反報告)
ツネタ(プロフ) - Youさん» Youさんコメントありがとうございます!いつも読んでいただき嬉しいです!気長にお待ちください……! (2022年2月6日 17時) (レス) id: b87f404575 (このIDを非表示/違反報告)
ツネタ(プロフ) - holez37757さん» holez37757さんコメントありがとうございます!いつも読んでいただいてくれているなんて、、嬉しいです。是非お待ちください(^-^) (2022年2月6日 17時) (レス) id: b87f404575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ツネタ | 作成日時:2022年1月10日 21時