腹黒腐男子くん×美少女腐女子ちゃん【歌い手】

面白くなりたい！ ページ41

今日から……

るぅとくんと莉犬くんとの……

約束が……

あります……

死んだ目で登校している私、Aは、

今日から1週間、るぅりーぬの言うことを聞かなくてはならないというなんとも謎な

そう、これは遊びだ。

監 禁や、一日彼女、 ペットなんて事は、

有り得ない。

だってこれは遊びだから…！！

遊びだから、もしかしたら、

1週間沢山喋ろうとか言う可愛いのだと思う。

そう、そうだ、

そう心の中で呟いていると、

「Aちゃん！」

と、後ろからなーくんが来る

「え、？！お、おはよう！」

「おはよう！！今日から1週間頑張ってね、でも度が超えてたら言ってくれて構わないからさ！例えば殺 されとか、殺 されたとか！」

にこにこ笑顔のなーくん。

え…？

「え、死 んだら来いってこと？え？！」

「おーい！」

後ろからまたも声をかけられる。

「あ、ジェルくん。どしたの。」

「え、？お、おおおはよう」

どうしたのだろうと、なーくんに視線を移そうとした時、

「え、」

なーくんがサングラスをかけていた。

「な、何、してるの、？」

「え？あ、これね、眩しかったからかけたんだけど…」

「ん？え？」

「ん？面白くない？」

「な、なーくん、…どしたん？」

流石に驚き、聞く。

「え、あー。俺も面白くなりたいなって…」

「な、るほど…」

「それなら俺にお任せや！」

「おっ、流石ジェルくん！」

「先ず、大事なのは、ツッコミ。何に対してもや。」

「何に、対しても……？」

「何に対しても！」

「分かった！」

え、何に対しても……？

「そして、ぶりっ子！」

「はい？」

流石に声をかけたが2人とも真剣だ。

「ぶりっ子……？」

「そうや、……例えば、上目遣いしたり、するだけで面白いんや！」

え、そうなの？ぶりっ子って面白いの？

「分かった！やってみる！」

「そうやなーあとは、常に変顔で居ること！」

「おぉ〜！」

それはまずい、なーくんの変顔…？！

イメージが！！

「いやっ、な、なーくん！」

「ん？」

「や、今のは全部まちがいだよ…！」

「なんやとー！じゃあ正しいの言うてみ？」

「えっ、」

「教えて！お願い！」

「えっ、…？えと、……」

兎に角イメージを守らなくては！！

なーくんのイメージ？

第一印象？？

えっと……確か……

受けで……

学園の王子様で……

お金持ち……

「あ、あのですね……！」

あー！もう言おう！

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