腹黒腐男子くん×美少女腐女子ちゃん【歌い手】

センラさん！？ ページ29

『ジェルくん、それ詳しく！』
ジ「…えっとなぁ、ちょっと身長低めの男子に、赤髪の男の子が抱きついてたんよ、「うらさん好き〜」とか言って。」
『…それは、それは、苺丘の生徒か！？』
ジ「多分なー。制服着てたし。」
『よし！何年生か分からないか！』
ジ「うーん、生徒会長のなーくんとか、知り合いが多いるぅとに頼んだ方が…」
『なるほど！ありがとう！』
ジ「…煉獄さんの真似してる？」
『うむ！なんの事だ！』
ジ「…うん、行ってらっしゃい」
『えっ、悲しい。』

ガラッ
『なーくん…！いる？』
な「お、Aちゃん！」
る「お！」
『お二人さんお揃いで。あ、身長低めの男子と、赤髪の男子探して欲しいな！』
必殺☆Aちゃんだおっ！((？))
な「…情報それだけ！？」
る「…赤髪の…莉犬以外に…あらきさんと、坂田さんかな？それだと、うらたさん。かな？」
『あー。そーえば、「うらさん好き〜」とか、言ってたらしいし…名前と何年生か教えて！！』
な「…いーけど、なんで？一目惚れでもしたの？」
『…えっ？』
一瞬なーくんの瞳が揺れたのを見て、戸惑う。
『…ううん、なんかね！2人が抱きついてたらしいよ！！』
る「えぇぇぇえ！？」
ばっと立ち上がり、
る「…やっぱり！？！？あの二人怪しいと思ってたんですよ！！」
な「えっ、るぅとくっ！！！！」
これです、これ！と、部屋の戸棚を空け、ファイル？を取り出す。
『…おぉっ！』
る「ちょっと怪しいと思って、調べてたんですよ！」
2人のことが書かれたものだ。
『ありがとう！』

『まさか、同学年とは…』
えっと1人は浦田わたるさん。
2人目は、坂田明さん。
『…うーん、どう関係を持とう。あの二人。』
急に友達になろう！も可笑しいよな。けどタイプがドンピシャだから、狙いたい！！(BL)き
「あれ？A…ちゃん？」
聞き慣れた声がして、一瞬固まる。
だって、だってこの声は、
『センラさん！？』
セ「おぉ、久しぶりや！」
整った顔をくしゃっとして笑うセンラさん。
『ど、どうして1年の所に…？』
私に逢いに来たって。言って欲しい、かも
セ「あー…友達に逢いに来た時に折角だし、Aちゃんに逢いに来ようと。」
『友達…？』
セ「おん…」
「あれ、ラマン！」
『えっ？』
セ「ちょ、さかたん…？！」
坂田さんがセンラさんにくっ付く。
『…坂田さん総受け…』
セ･坂「えっ？総受け？」
『あっ、い、いや！』
声に出していた事に気づく。
ま、まずい……！センラさん…に、引か、れた？！

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