愛され少女とヒーロー達【ヒロアカ】 (ページ10)

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９話:一人じゃない帰り道。ページ10

いつも一人で家まで帰る帰り道。

今日は、一人じゃなくて。

A『(立派な背中だなぁ…)』

クラスメイトの轟焦凍くんとの帰り道。

大きい背中を頑張って追いかける。

見惚れてしまう程しっかりした背中。

ﾋﾟﾀｯ

A『わぷっ！？ど、どうしたんですか轟くん…？』

急に立ち止まった轟くん。

後ろについていっていた私は轟くんの背中に顔をぶつけてしまった。

轟「悪い…歩くの、速かったか？」

A『！全然大丈夫ですよ？ﾆｺｯ』

轟「そうか…良かった。」

こんな私にも優しくしてくれる轟くんは…本当にかっこいいなぁ…。

顔も凄くかっこいいし、モテるだろうなぁ、、

そんなことを考えていると、すぐ自分の家についた。

A『あっ、轟くんっ…家、ここで…』

轟「…そうか。」

A『それじゃあ…送ってくれてありがとうございますm(__)m』

轟「いや、俺が言い出したことだ。気にするな。…あと、」

A『？』

轟「敬語じゃなくていい。…それに、その…焦凍と呼んでくれ。」

A『！…うんっ…！じゃあね、焦凍くんっ…！ﾆｺｯ』

轟「っ…！」

A『？どうし、わっ！？』

轟くんが黙ってうつむいたので、下から除き混むと、腕を引かれ、…彼の腕の中にいた。

A『わゎっ！？//しょっ、焦凍くんっ!?///』

轟「…覚えていないか((ﾎﾞｿｯ」

A『へっ…？』

轟「っ…すまない」

ﾀﾞｯ…!!!

そう言った焦凍くんは走って帰ってしまった。

A『なっ…ななっ…///』

男の子に…ハグされたっ…//

それに…覚えていないかって…どういう意味だったんだろう…

私はそのまま、玄関の前で放心状態になっていた、、