白犬と黒猫、あとわたし。

１４ しょっぴんぐ ページ16

『とりあえず、服とか買いに行こうか？』


当たり前だけど、私の家には女物しかない


次に人間に戻ったときに困らないようにしなきゃ。


ポ「いいの？お金とか、大変なんじゃ...」


『全然大丈夫だよ！』


マ「じゃあお言葉に甘えて！」


少し貯金をしていたし、服を買うぐらいなら問題ない


私はそう思って家を出た


┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈


マ「俺、これがいい！」


『おー！似合ってるね！』


マホトは、結構クールな？かっこいい感じの服が好きらしい


『ポッキーくんは？』


ポ「僕は、そんなにこだわりはないけど...
ラフなのがいいかな。」


ポッキーくんの服は、私が選ぶことにした


デザイナーをしているからか、こういうのはちょっと楽しい！


『これと、あとこの服も似合うかな？
あーでも、こっちもありかも！』


ポ「まだぁ〜...？」


『あ、ごめん笑』


夢中になりすぎて、つい時間がかかってしまった


『待って、これも買う！』


最後に選んだのは、黒いフレームの伊達メガネ。


マホトが暇そうにしてるのを見て、似合うかなと思った


結局、けっこうな量になってしまった


買った服を持って帰ろうとすると、


マ「はい、持つよ」


マホトがそう言って自分の手を差し出した


ポ「じゃあ、こっちは僕が持つ！」


するとポッキーくんが張り合うように、私から袋をとった


『ありがとう！』


３人で行った買い物は、凄く楽しかった

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