【鬼滅の刃】家畜。【男主】

ぬ ページ12

「鬼で作品を作るのも久しいが、やってみると中々ですなぁ…。色が白く女のように細い指が良い。まあ体に肉がなくて食べ甲斐も飾り甲斐もないが。」

玉壺さんは俺のことを称賛しているつもりだろうが、俺としては全く嬉しくない。

俺も何か反逆してやる、そう考えて手足をめちゃくちゃに動かしてみると、作品と称されていた俺の体は各々変な方向に動き、縫い付けられていた糸が切れてバラバラになった。壺も勢いよく倒れた為に、縁が少しだけかけた。


「おのれ…、本気で私を怒らせたいのか！？」

俺が作品を壊してしまったせいで(本意)、凄い形相になった玉壺さん。
こ、こわ、さっきとは比べ物にならないくらい怖いぞ。


次はどんな技をしてくるかわからないが、もうこんな目に遭うのも御免だ。

何か手がないものか。






……そういえば、あのお方とやらが瞬間移動していたように、彼もどこか別の場所に転送できないだろうか。

確か、何か最後に言っていたような。
この家屋の中には、何かしら転送できる血鬼術の使える鬼がいるのかもしれない。

『玉壺さんをどっかに飛ばしてください！鳴女…？さん！！』


玉壺さんの攻撃が俺に当たる直前に、玉壺さんは消えてしまった。

『た、助かった……、すみません、ありがとうございます、鳴女さん。』

鳴女さんは何の返事も返してくれなかった。


そういえば、鳴女さんって何処にいるんだろ…。



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大正コソコソ噂話

童「家畜もといAの名前は、実は適当につけたわけではなくて、俺があのお方直々に彼を誘拐していたから名前を知っててつけたんだ。
まあ、考えるのも面倒だしね。」



そのうち、童磨のA誘拐作戦も書くかもしれません。
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スペースが余ったので。


どうも、串です。


とりあえず、此処までご愛読ありがとうございます。

思いつきで書いてみたものの、思っていたよりもすぐにこの小説が評価されていてビックリしました…。

まさか、2日目で10人の方にお気に入り登録と評価、hit数も2000超え…、もう…スピードが凄くて…。
内心、(これが鬼滅パワーか…)という感じでした。

沢山の方々に楽しんでいただけるよう、──まあ、トップの説明文にも書きましたが──息抜き程度に頑張りますので、皆さんも息抜き程度に、お付き合いください。


＊Aくんがすぐ考え込むタイプなので、文字多くて読みにくいと思いますが、ご容赦ください、正直作者の脳内もこんがらがってます

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