【歌い手】いつもと違う私の生活 (ページ4)

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4話ページ4

ひとまず状況は把握出来た

私は吸血鬼が住む屋敷にいて、

家に返してもらえるかどうか危うい…

危うい…？

いや、

【返してもらえないと困る!!】

という葛藤を脳内再生していると

ま｢そうだ！そらるさんのとこ行ってみよ！｣

『そらるさん？えっと…』

ま｢あ！大丈夫そらるさんは優しいから！

会えば分かるよ！｣

『わ、分かりました』

言われるがまま、まふくんについて行った

屋敷はとても広く、中庭まであり、

何より廊下はとても長かった。

ま｢(ｺﾝｺﾝ)そらるさんー！

Aちゃん…例の女の子連れてきましたよ～｣

そ｢はーい、どうぞ｣

そらるさんという人がいる部屋に入ると

天井には大きなシャンデリアがあり、

広い部屋を明るく照らしている。

家具も全てがおしゃれで、

ベッドがとても大きくまるでお城のようだ

ま｢この子が昨日の子のAちゃんです。｣

『Aと言います』

そ｢Aちゃんだね、昨日はごめんね

うちのまふが手荒な真似して～｣

ま｢そらるさん！あれはパトカーが来ていたからであ

って、いつもは優しいですよ僕！｣

そ｢嘘つけ、血のことになればすぐ

目の色を帰るくせに笑｣

ま｢う～…うるさいです!!｣

そ｢あはは笑｣

このやりとりから

そらるさんとまふくんは仲いいんだなって思った

なんだろう…

なつめちゃんに会いたい

そ｢それはそうと…

Aちゃん、君のことなんだけれど…｣

『ちゃんと家に帰れるんですよね？』

そ｢それは…ごめんね…

当分の間帰れそうにないんだ…

上の命令だからなんとも言えない｣