紳士な兄ちゃん【０巻編】

兄ちゃん ページ4

ＮＯside



パンダ｢聞いたか？今日くる転校生同級生4人をロッカーに詰めたんだと｣




真希｢殺したの？｣




棘｢ツナマヨ｣




パンダ｢いや重傷らしい｣





真希｢ふぅん ま 生意気ならシメるまでよ｣





棘｢おかか｣






＿＿＿




五条｢これは何かな？｣




五条｢乙骨憂太君｣




憂太｢ナイフ……だったものです｣




憂太｢死のうとしました｣




憂太｢でも里香ちゃんに邪魔されました｣




五条｢暗いね｣




五条｢今日から新しい学校だよ？｣




憂太｢行きません｣




憂太｢もう誰も傷つけたくありません だからもう外には出ません｣




五条｢でも｣



　
五条｢2人は寂しいよ｣




五条｢君がかかった呪いは 使い方次第で人を助けることもできる 力の使い方を学びなさい｣




五条｢全てを投げ出すのは それからでも遅くはないだろう｣






＿＿＿＿＿



五条｢転校生を紹介しやす！！テンション上げてみんな！！｣




しらーーーー〜




五条｢上げてよ｣




真希｢随分尖ったやつらしいじゃん そんな奴のために空気作りなんてごめんだね それに Aは？かえってきてるんでしょ どこにいんのよあいつ｣




棘｢しゃけ｣




パンダ｢………｣




五条｢ま いっか Aも転校生と一緒に入ってくるよ｣




五条｢入っといでー！！｣




憂太｢(ものすごく冷めた空気を感じる………)｣




真希｢(シカトこいてやろ)｣




ガラッ




ぞ ぞ ぞ ぞ ぞ く




《あ"？》




ジィィィィィ




憂太｢乙骨憂太です よろしくお願いします｣





ドドドドン




憂太｢これなんかの試験？｣




真希｢おい｣




真希｢オマエ呪われてるぞ ここは呪いを学ぶ場だ 呪われてる奴が来るところじゃねーーよ そんで Aからも離れろ｣





日本国内での




怪死者・行方不明者は




年平均10000人を越える




五条｢そのほとんどが人の肉体から抜け出した負の感情｣





五条｢呪いの被害だ 中には呪詛師による悪質な事実もある｣




A｢呪いに対抗できるのは同じ呪いだけ｣




A｢ここは呪いを学ぶ都立呪術高等専門学校だよ｣




憂太｢(事前に言ってよ！！)




真希/パンダ/棘｢(今教えたの！？)｣





A｢(え、五条先生教えてないの！？)｣




五条｢(メンゴ！！)｣





五条｢あ、早く離れた方がいいよ｣




真希/パンダ/棘｢？｣

兄ちゃん→←兄ちゃん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す