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4話 ページ5

さっきは僕の”4“にダウトが入って終わったのでもう一度僕の番からスタートだ。こういった場合スタートの人が好きな番号から始めても良いらしい。そうだなぁ。とりあえず”5“が2枚あることだしここから始めてみようかな。


『それじゃあ”5“』


「”6“だ」


「”7“だァ」


「”8“!」


今度はスムーズに数字が進む。僕が”9“と言って”J“を出しても今度は誰もダウト宣言をしてこなかった。



「結構続くもんだなァ」



不死川先生の言うように、みるみるうちに場にカードがたまり、それに伴ってプレッシャーが強くなっていく。
嘘がバレたら11枚もの負債。ダウト宣言に失敗しても同様の罰を背負う。


「“3”!」


僕の”K“から宇髄先生の”A“に戻り、不死川先生の”2“に続いて煉獄先生が”3“を出した。今度は僕の”4“か。参った。ここまで続くと思わなかった。こんな場面でさっき持っていなかった”4“がまた回ってくるなんて………ん?



「?どうしたA」


『いや、なんでもないですよ』


カードをよく見てみると1枚だけ”4“を持っていた。さっきは重なっていて見えていなかったみたいだ。これはラッキー。



『はい、”4“』


「……ンン……」


不死川先生が一瞬ぴくりと動き、口を少し開いて再び口を閉じる。ダウト宣言はしてこないみたいだ。頭ではダウトと思っていても僕の動きに不自然さを感じ取れなかった、といったところだろうか。



「ダウトだ、A」



代わりに宇髄先生が告げた。さっき僕が”4“を持っていなかったことから同様の分析をしたのだろう。ふふふ。



『はい!プレゼントです。宇髄先生』



「げっ!マジか!」



「やるじゃねェかァ」



「これだから勝負はおもしろい!」



宇髄先生に伏せていたカードを開けてみせる。紛う方なきダイヤの”4“。これで宇髄先生は一気に10枚以上の借金を背負うことになった。

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ロンメル(プロフ) - スマイルさん» ありがとうございます!ニヤニヤしてもらえる内容かどうかは分かりませんがどうぞニヤニヤしちゃってください笑 この先も誤字脱字ありそうで更に慎重になっています笑 更新頑張りますね! (2019年12月29日 18時) (レス) id: 1565dc2f4a (このIDを非表示/違反報告)
スマイル(プロフ) - あ、誤字だったんですね!え!ニヤニヤしてもらえて嬉しいなんて言われたらもう更に気持ち悪い顔しながら読んじゃいますよ!?ていうか読みますね!!!これからもロンメルさんの作品楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年12月29日 0時) (レス) id: 592362441f (このIDを非表示/違反報告)
ロンメル(プロフ) - スマイルさん» コメント、ご指摘ありがとうございます。私の誤字ですね笑 ご指摘がなければこのままでした笑 作品を閲覧して下さり本当にありがとうございます!ニヤニヤしてもらえて嬉しいです笑 (2019年12月28日 23時) (レス) id: 1565dc2f4a (このIDを非表示/違反報告)
スマイル(プロフ) - ロンメルさんの作品いつもニヤニヤしながら読ませてもらってます!←気持ち悪い あの質問なんですがプロローグの「買ったら」とは何を買うんでしょうか…? (2019年12月28日 22時) (レス) id: 592362441f (このIDを非表示/違反報告)
ロンメル(プロフ) - リンネくんさん» ありがとうございます。好きだなんてすごく嬉しいです! (2019年12月27日 22時) (レス) id: 1565dc2f4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ロンメル | 作成日時:2019年12月26日 23時

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