3 ページ4
．
「‥‥うぉ、」
リ「待ってたでA」
「いきなり出てきたらビビりますて。すんません、こんばんは」
リ「いやいや、俺らこそごめんな。いきなり居酒屋呼び出してもうて」
「いいですいいです。とりあえず中入りませんか、盛山さんも待ってはるでしょう」
リ「あんなやつ待たしとけばええねんけどな。ええよ、入ろか」
指定された居酒屋に行くとリリーさんが入口で待っていた。‥というより、待ち伏せみたいな形だった。
このままだと埒が明かない、と思い、リリーさんを居酒屋に入るように促した。
中に入ると盛山さんとリリーさんが居て、
リ「A？」
「はい？」
リ「なんでモリシの方座ろうとしてんの、こっちやで」
「え、あ、はい‥‥？」
盛「童貞かお前なあ」
そう呼び止められ、なんとなくリリーさんの横に腰を下ろした。
リリーさんはなんだか嬉しそう。
盛「A何飲む？」
「あ、私お酒あんまのめ」
リ「生2つとレモンサワー1つ」
「うそやーん」
リ「あ、すみません間違えました、レモンサワーやっぱコーラにしといて下さい」
リリーさんはボケなんかようわからんけど、レモンサワーからコーラに変えてもらっていた。
私がコーラしか飲めんの知ってたんかな。
リ「ごめんごめん、昨日後輩と呑みに行ったから」
「ああ、それで。全然大丈夫ですよ」
盛「Aは優しいなあ」
「うわーーーめっちゃ子供扱いされとる！」
いつもはしてこない頭を撫でる、なんて行為が少し心地よかった。
盛山さんの手が大きかったからか、安心感もあって。
リ「‥‥ほら、コーラきたで」
「あ、ありがとうございます、て。え？」
リ「ん？どうかした？」
「いやいや、飲んでましたやん」
リ「ええ、うそお」
ヘラヘラとしながら私にコーラを渡してくるリリーさん。と、それを見て笑ってる盛山さん。
‥‥‥これは怪しいぞ。
盛「なあなあA、サインちょうだい」
「え、なんでですか」
盛「最近後輩とか先輩にサイン貰うの趣味やねん」
「聞いたことないけどなあ」
盛「ありがとう！」
リ「Aってさ〜、」
これ、ミッションインAでは？
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 203人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「芸人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
伊藤(プロフ) - みやべさん» わー！ありがとうございます、、！そうです！気づいて下さって嬉しい。。！ｷｬｱ！できてよかった！（笑）いつもみやべ様のいつも作品読ませていただいてるのでコメント嬉しいです、、。これからもお互い頑張りましょうね。（ちなみに最後はviviですよ。。（笑）） (2021年5月26日 15時) (
レス) id: 31619474bd (このIDを非表示/違反報告)
みやべ(プロフ) - 更新お疲れ様でした……！読ませていただいてました！途中まで分からんかったんですけど これ米津さんの曲の歌詞ところどころ入ってますよね…！？(メランコリーキッチンとか)歌詞の入れ方が素敵でｷｬｱ！ってなってました(？)！面白かったです……！ (2021年5月26日 2時) (レス) id: 90eb83042b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：伊藤 | 作成日時：2021年5月9日 15時
