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「タン！タン！タン！」
リ「タンって太るらしいな」
「うわ、折角ブクロさんのお金でご飯やのにそんなん言われたら食べられへん」
東「ええやん、食べれば。女の子はちょっとぷにぷにするくらいが1番かわええねんから」
「流石女誑しブクロ、分かってる〜」
東「流石ブクロだけでよかったな」
個室を選び、リリーさんと私が隣に座っていて、ブクロさんは前に座っている状態。
リリーさんはさっきから余り喋らない。仲悪いんかなあ、なんて。
リ「ブクロ」
東「なに？あんま喋らんやん」
リ「‥‥やっぱなんもない」
東「なんや、気持ち悪いな」
「タン来た！焼こ！」
リ「ええよ、俺焼くわ」
ブクロさんの方にあったトングをぱっと取る。
板挟み状態の私は助けが欲しくて曽根ちゃんにメッセージを送る。
東「なにしてんの？」
「おふたりが仲良くなさそうなんで助っ人を‥」
東「ああ、曽根ちゃん？」
「そうですそうです。‥‥あ、来られへんって。
なんやあ、私だけ気まずい」
東「やってよ、リリー」
リ「別に、お前とそんな話すこともないやろ」
黙々と肉を焼くリリーさんにブクロさんはちょっかいをかけている。
普段あんなモテるのは寡黙なせいなのに、今の彼には寡黙もクソもなく。
溜息をつき、曽根ちゃんに了解、と返すと同時に通知が鳴る。
「あ、辻くん」
東「また辻？」
リ「辻とそんな仲良かったんやな」
「丁度ええ、」
「 ちゃんと帰れた？今日もぬけの殻やったで 」との通知に 「 帰れたわ！Aちゃんなめんな！ 」「 あと今ブクロさんの奢りで焼肉来てるけど、行ける？ 」と二つ返事をする。
既読がすぐに着いたと同時に掛かってくる電話。
「すみません、電話出てきます」
リ「おん、いってら」
ふたりに許可を得て店の外に出る。リリーさんは返事だったけどブクロさんは手をひらひらさせていた。
「もしもし？」
辻「あー、ごめん。やっぱメッセージの方が良かったかな」
「ううん、ええよ別に。どないしたん」
辻「いや、行けるよってやっぱ電話で言うた方がええかなって。ご飯中に携帯いじんのも変な話やし」
「気使ってくれたん？流石やなあ、ありがとう。リリーさんとブクロさんやねんけど」
辻「うわまた濃いメンツ。どこ？」
「あーーー、なんて言うか、
前、私らが付き合ってた時に来たところ」
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伊藤(プロフ) - みやべさん» わー！ありがとうございます、、！そうです！気づいて下さって嬉しい。。！ｷｬｱ！できてよかった！（笑）いつもみやべ様のいつも作品読ませていただいてるのでコメント嬉しいです、、。これからもお互い頑張りましょうね。（ちなみに最後はviviですよ。。（笑）） (2021年5月26日 15時) (
レス) id: 31619474bd (このIDを非表示/違反報告)
みやべ(プロフ) - 更新お疲れ様でした……！読ませていただいてました！途中まで分からんかったんですけど これ米津さんの曲の歌詞ところどころ入ってますよね…！？(メランコリーキッチンとか)歌詞の入れ方が素敵でｷｬｱ！ってなってました(？)！面白かったです……！ (2021年5月26日 2時) (レス) id: 90eb83042b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊藤 | 作成日時：2021年5月9日 15時
