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(side:晴乃)
朝練終了後の晴乃です。
今、僕ははっきり言ってとてもイライラしております。
その理由は簡単。三年生…要するに先輩に絡まれているからです。
しかも、絡んできているその先輩は女性であります。
「ねぇ〜
一之瀬 晴乃くんだよね〜？あたしさぁ、キミと一緒に住んでる、滝川 秀樹くんのこと、好きなんだぁ〜
だからさぁ、色々と教えてくれな〜い？」
僕は結構こうやって、女性の先輩に絡まれます。
いつもなら「同居なんてしていないですし、滝川先輩なんて知りません」と言って誤魔化すところだが、この先輩には嘘が通じないようでしつこく聞かれている。
「無理ですっ！
知ってることなんてないので、何も言えません！」
僕がそう言っても、彼女が引き下がる様子はないんです。
なんでも何度も繰り返される同じような言葉にどうしたらいいのかもわからなかったです。
ですがそんなときでした。
「あんた、そんなに言ってたらさすがの晴乃でもキレると思うぞ」
背後から、少し低めの落ち着く声が聞こえてきました。
「零夜さん…？」
僕が声を上げると
「ああ。大丈夫か？晴乃」
そう答えてくれました。
「大丈夫じゃありません…
助けてください…」
僕がそう言うと
「迷惑かけるのは違うな
よし、晴乃！逃げんぞ！」
零夜さんは僕を抱えると、教室まで連れてきてくれました。
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佳(プロフ) - ぺぽんさん» コメントありがとうございます。そういってもらえてよかったです！ (6月18日 17時) (
レス) id: 5970829cc4 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぽん(プロフ) - イベントに参加していただきありがとうございます。作品読ませていただきました。シェアハウスという新鮮な設定で、楽しく読むことが出来ました！素敵な作品をありがとうございました✨ (6月18日 17時) (レス) @page37 id: 83a944f022 (このIDを非表示/違反報告)
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