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少女から見た少年 ページ6
刹那視点
「街いこ。何か必要な物ある？」
目の前にいる少年＿晴斗はいい人だ。私があまり話さない理由も、何故旅に出たいかも、聞かないでいてくれる。
私は自分の言いたくないことは言いたくない。そう考えているから。聞かれないのは嬉しいのだ。
まぁ。単純に私に興味がないんだろうけど。それか、晴斗はそういうことを気にしないのかもしれないな
私はいつも一人だった。でも晴斗のお陰で独りぼっちじゃなくなった。
さて、何がいるかなぁ。
そうだ。家を出るなら月夜町に行こう。
あそこならきっと、家族も追ってこないだろう。だって月夜町は別名『忘れ去られたものの居場所』だから
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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作者名：シュウ | 作成日時：2021年12月17日 16時
