現世の鬼に物申す…仕事を増やすな！！！2

潰す…40 ページ5

鬼灯
「手をつなぎましょう、と言っているのです。
察してください」




『・・・』







ちょっとフリーズしているA








『・・・！



あ、なるほど

だから手を出したんですね


なるほど〜』




と、鬼灯から説明を受け自分の脳内を整理してからやっと意味がわかったAは納得した様子で言う




その姿にまた鬼灯は“はぁ…”とため息をつけた






鬼灯
「ほら、早くしてください」





Aはお手していた手を鬼灯の手のひらに広げた









，









【閻魔庁に向かう途中】



『でもなんで手を繋ぐんですか？
私逃げませんよ、あの指切りしたから…』





鬼灯
「まぁ一応の保険ですよ。
だってかの方が絶対に逃げたくても逃げられないじゃないですか」




『私の信用…
というより、私の扱い閻魔大王に近くないですか⁈嫌ですよそんなの！』



鬼灯
「まぁ…
そんなことは無いとは思いますよ。
閻魔大王よりかは優しい扱いですよ」



『そ、そっか…よかっ「でも…」
え』





鬼灯
「獄卒の中で1番閻魔大王に扱いが似ているのはAさんだとは思いますよ」




鬼灯さまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！



なんで上げてから落とすの！？



酷いよ！！！



この亀みたいなツリ目！！！




ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！ツリ目！







鬼灯
「ツリ目ツリ目うるさいですよ…」







『ウェッ⁉
もしかして声、でてました…？』


恐る恐る聞くA



鬼灯
「はい、ばっちりいっていましたよ」




『oh…』


詰んだ、詰みまくった


詰んだこれでテトリ○(ス)できるよ…



しかし鬼灯の顔は怖くて見れない

潰す…41→←潰す…39

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す