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祓魔58 ページ8

段々収縮していく外道院。

神木「そいつにはまだ話が、」

出雲ちゃんは気を失い倒れ込んだ

先生は作戦立て直しのために一旦退くよう指示を出した。

勝呂「待って下さい!まだ、志摩が!」

燐「そーだ!志摩も連れ戻す!」

やとしても、ここはいったん離れな…そう考えていた時

志摩「いやぁ、皆さすがやったなぁ」

と、黒い炎を従えて呑気に話す廉造君。

勝呂「待てぇ!」

勝呂君の力強い一言にさすがの廉造君も立ち止まる。

勝呂「俺の、せいか」

絞り出すように放った言葉の返事は

志摩「違います。これは俺の為です」

そう言って居なくなった廉造君。

今は一刻を争う状況や。先生の弾も切れかけてるはず。

「屍人、動くな!」

最初よりも言葉の効き目が薄れてる気がする。

けど、やるしかない

「消えろ!」

消えた屍人は数体。

機関銃での足止めも時間の問題、息が上がって足がガタつく。

そんな中、燐君が技をひとつ決めようとした時、飛んできた何かで屍人達は串刺し

ぼやけていく視界の中、私はある人から目が離せなかった。

「まさか、な、」

とうとう足から力が抜けその場に崩れ落ちるように倒れ込んだ。

次、目を覚ますと目に映るのは白い天井。

同じ部屋には、しえみちゃんと出雲ちゃんの姿。

私はそこまで酷い怪我はないけど、体の重さが半端やない。

気分転換の為、病室から出て廊下を歩く。

少し座って休んでいる時、私は最後に見たあの人のことを思い出していた。

援軍の中にあの人が?いや、そんなまさか。

私も疲れてたし見間違えたんかも

勝呂「…東雲?」

「えっ、と…勝呂、君?」

勝呂「目覚めたんやな」

前髪を下ろしてるせいか誰かわからへんかった…

「前髪下ろしてるのもええね」

勝呂「た、たまたまや。」

「勝呂君は体調の方はどう?」

勝呂「ボチボチや。女子連中はどうや。」

「私ももうそろそろ戻るし、見に来る?」

病室の前に着くと中からは言い合う声に泣いている声がした。

「出雲は、殻を破ったんやな。」

途中妹の話を耳にした

きっと、なんかしらの形で妹の今の姿を知ったんやろな。

「暫くはここにいよか」

燐「勝呂おはよー。って、朔大丈夫か?ぶっ倒れて心配したんだぞ!?」

三輪「お元気そうでなによりですよ」

燐「女子の様子見に来たんだけど」

出直せという勝呂君の気の利いた一言を無視した燐

勢いよく空いた扉からまた涙が止まっていない出雲ちゃんとその使い魔が出てきて大惨事となった

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設定タグ:青の祓魔師   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作成日時:2021年7月3日 0時

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