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祓魔61 ページ11

学校の中でも時々、居るはずもないピンク頭の子を探してしまう。

放課後になって塾へと向かう。

この時間になると1番感じてまうんや。

廉造君はもうここにおらんって。

折角仲良うなったのに、あまりにも早すぎるやろ。

教室の扉が開くと、そこにはピンク頭。

の、カツラを被った燐君。

おはようさんどす。なんて、エセ京都弁使って教室に入ってきて飴ちゃんを配る。

三輪君にはド正論カマされて、関西人なら突っ込め!なんて無茶なことを言い出す。

燐君なりの励まし方なんやろな。

燐「ほら、朔もさそんな暗い顔してねぇでさ」

「ごめん、燐君」

燐「朔…」

私が落ち込んでたらあかんのはわかってる。

何倍も何十倍も勝呂君らの方がしんどいのに

続いて扉が開くと、賑やかなピンク頭が顔を出す。

「…は?」

いつもの様に席につき、それとほぼ同時に先生が教室へと入ってくる。

出席を取っている時も、奥村は休み。

志摩は出席というふうにごちゃごちゃや。

志摩「ここ、突っ込みどこちゃうの!?」

なんて、自分から言うもんやから坊お怒り。

その後も散々な扱いを受けているところに、メフィスト降臨。

私たちは執務室に呼び出され、今回のスパイの件についての話し合いが行われた。

その場にいたのはルーインライト。

実質ここのNo.2となる凄い人や。

「なんで、、ここに」

ライトニング「そこの志摩君が信用に値するかね」

拷問してまででも確かめるという。

そこから、論争はどんどんズレていき奥村兄弟のことについて。

更には、私たちがメフィストの手駒で、意図的に試練を与えられていることを知った。

ライトニング「そこまで。論点がズレてる」

きっと、この人がとめんかったらこのままこの部屋吹っ飛んでたやろな。

メフィストは普段ヘラヘラとしているのに、さっきは半端じゃない圧を感じた。

勝呂「俺は信じます」

廉造君についての話に戻った時、勝呂君が真っ先に立ち上がる。

それに続くように全員が立ち上がる。

ライトニング「…おっと、君は?」

「私は…私も、同じです」

この場はとにかく廉造君を救うことを考えなあかん。

話はあとからや。

私は椅子から立ち上がる。

それを見届けたライトニングは、部屋を後にし執務室には私たちだけ。

まだ話したいことがあったのに、私たちは先生と廉造君以外は外に弾き出された。

あの中で一体

何が話されているんやろか。

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作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作成日時:2021年7月3日 0時

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