39 映画の仕事/雑誌撮影 ページ39
.
雑誌の撮影も控えながら、映画の主演が決まった。
相手役はなんと北斗。
少女漫画の実写化の「ライヤー×ライヤー」
話をもらってすぐに北斗に連絡をいれた。
「ぽてぽてと！映画！一緒やん！しかも恋愛ものて！」
松村「俺もさっきマネージャーから聞いた〜。主演って単独は初めてだから気合い入るわ」
北斗は俳優業頑張りたいって昔から言ってたもんね。
そんな作品に携われるなんて嬉しい。
「撮影楽しみ！北斗の足引っ張らないようにするね。また顔合わせでね！」
松村「顔合わせの前にどうせ会うだろ。笑 また連絡する」
大きな仕事が決まると嬉しさと反対に不安も付き纏う。
今日原作買って帰ろう…。私は今の仕事に全力で挑むのみ、だよね。
・・
映画が始まる前に撮影を済ませないといけなくなった為、Snowmanとの第二弾の雑誌撮影が始まっていた。
今回撮るのは外でのデート撮影。
一人目は照くんだった。
岩本「Aちゃん、久しぶり！今日晴れてよかったね。俺雨男なんだよね」
「ふふ、私晴れ女なんです。照くんに勝っちゃったかな笑」
岩本「ちょー強いじゃん」くしゃっと笑った。
「照くんの好みの服装はロング丈のスカートなんですね。ふわっふわ」
そう言って全身回ってみせる。
岩本「露出されるの嫌なの。俺独占欲強いからね。笑」
「そういうこと？笑 照くんかわいいね。」
岩本「可愛いのは嫌だけど、Aちゃんが可愛いからいいや。」
「ええ？どういうこと笑」
岩本「ほら、撮影いこっ」そう言って手を繋いで表参道を歩く。
「こんな堂々と手を繋いで歩くことなんてできないよなあ。てかデートって初めてかも」
岩本「え？そうなの？意外」
「ふふ、以外ってなんですか笑」
撮影は順調に進んで、途中でタピオカを買って代々木公園の芝生に腰かける。
「こんなゆっくりすることできないから、癒された〜」
岩本「たまには予定を立てずにブラブラするのもいいよね」
「だね。寝転んでもいい？笑」
岩本「どうぞ」
自分も寝転んで腕を広げて「頭ここに置いていいよ」と指を指す。
「失礼しまーす」
「空あお〜い」
岩本「青いねえ」
「あの雲ねこみたーい」
岩本「どれ？」「あれ！」
そういって近づいてほっぺたにキスをした。
「へ？さりげない！笑」
岩本「自撮りしよ」
そう言って何枚かオフショット的な写真を撮って、撮影は終了した。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 171人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：coco | 作成日時：2021年5月26日 15時
