12 やってきた悪事 ページ14
来たのは騒ぎを聞きつけたクラスメイトに先生。
中には京子と花もいる
「緋羽ちゃんがぁっ、『私(わたし)の逆ハー生活邪魔するなぁっ…！』って切りつけてきて…！
美結、怖ぁい…！」
笑顔隠しきれてないわよ
「え、あ…緋羽様が？」
「そんな事する訳ないじゃん！稲生に睨み付けられてたんだよ！？カッターキャーとかじゃないの！？」
「ちっ、違うよ…！美結、本当に怖くて…」
怖かったら笑えないわよね？
仕方がないわ。ネタバラシよ
カチッ
【＿＿＿お前邪魔なんだよ！
＿＿＿邪魔も何も私は何もしてないわ
＿＿＿存在が邪魔なんだ＿＿＿＿】
「………そんなの合成でしょぉっ！」
「こんな短時間で姐さんが合成出来ると思う？」
上から聞こえる声。言わずもがな、恭弥である
恭弥とツナたちは屋上のタンクの上に隠れて今の事を撮ってくれてたわ
私が流したボイスレコーダーの他にも、降りてきて動画を見せるツナたち
見終わった頃には全員の顔は般若と化していた
あの教師までもが
「緋羽様にこんなことしていいと思うなよ！？
謝れよ！」
「つか男子に呼び出されたって(笑)
呼び出したのはうちら女子なの？目が腐ってんじゃない？」
「なっ……な…」
ワナワナと震える稲生美結
＿＿＿＿＿＿もう此処に稲生美結の味方はいない
「稲生さん。これに懲りずに過去にも散々の悪事に手を染めてきたようね？」
「な、なんの事ぉ？」
「そうねぇ……
ファッションブランド店での万引き
転校する前の中学での虐めの主犯
電車で痴漢をされた振り
未成年のバイク運転で御老人を引ったくり
そして、そのまま事故を起した
気に入らない女子の個人情報を欲求不満の男子共に売った
ネットで未成年売買
もっとあるわよ？」
バサッと資料を上に投げる。すると丁度いい具合に全員の手に渡る
「さいってー！」
その言葉を始めに稲生を取り囲んで゛遊んで゛あげるクラスメイト。先生も、稲生のことを無視してる
「いっ……辞めてよぉ！」
「あ、そう言えば資料にあったよね？
欲求不満の男子に売る。こいつ、顔が言いから売れるんじゃない？」
「や、やめて…」
「さんせー！お前が今までしたことだ！辞めるわけねーよ！」
「いっ、いやぁぁぁああ！」
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封印されし田中 - 美結って私の名前(白目) (2016年10月21日 22時) (
レス) id: ef933b8cb8 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 雲雀さん» ありがとうございます！ (2016年4月29日 19時) (レス) id: b3460f9363 (このIDを非表示/違反報告)
雲雀 - 面白いです。私、こうゆう小説好きです！此れからも、頑張って下さいませ！＼(*⌒0⌒)ｂ♪ (2016年4月29日 14時) (携帯から) (レス) id: b8162cca7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：堕天使 | 作成日時：2016年4月5日 1時
