【軍人審神者】偏見で解説するミリよも話。

円匙 ページ10

【円匙】

隼「斬る、叩く、殴る、掘ることが出来る超便利アイテム……っていうか一応武器な。塹壕掘ったり、狭い洞窟や洞穴での戦闘に重宝された。スイス兵が持ってるハルバードより便利良いぞ」

グ「一応解説しとくと、ハルバードってのは薙ぐ、刺す、斬ることが出来る武器だ。長い槍の両側に斧や鎌が付いている。バチカンの傭兵のスイス兵が主に使用した。相当訓練しないと使えねえ代物だけどな」

玲「主に第一次世界大戦で塹壕を掘る為に工兵が使用していましたね。第二次世界大戦で原始的でも重宝されました。歩兵は軍刀も使っていましたが、状況によっては円匙の方が使い勝手が良いです」

陸「まぁ……軍刀は斬る道具よりも権力の象徴に変わっていったからな……。出遅れた気はするが仕方あるまい」

黒「それで良いのか陸奥丸」

琉「ところで……。前から気になっていたが、陸奥丸の持ち手の装飾の階級はどうなってるんだ？」

陸「大尉に合わせて尉官階級の装飾になっているぞ。大佐の時は佐官階級、少将の時は持ち手はベッコウだった」

黒「付いて行けん……」

海軍用語→←准将

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す