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目黒くんと毎日出社するようになり。休憩も一緒にとるようになり。ランチも一緒に食べるようになり。そんな浮かれたことをしているので、オフィスでばり目立ってしまって。
それでも私と目黒くんの関係を疑う噂など、驚くほど流れないのは。
向「青木さん後頭部めっちゃキレイ！」
その間必ず、あれからやたら懐き始めた向井くんもセットでついてくるせい(おかげ)で。
今日も、ただ会議室に行くまでの道のりを、私を筆頭にしたドラクエ状態で歩く。
目「お前どこ見てんだよ」
向「え？思わん？今日珍しく髪結んではるからほら！こっから見るときれーなまんまる！」
目「いや、知ってるから。いつも結んでんの見てっから。
ね？家ではいつも結んでますもんね？」
A「・・・」
目「え？無視？」
私の背後でイチャつく大男たちの会話を聞き流す。
この2人が並んでいるとただでさえ目立つのに、最近どこに行くにも私の後ろを着いて来るので、周囲には関係性を疑われる代わりに
どうやら青木はイケメンに優しいらしい。という、非常〜に厄介な噂が流れている。
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A「会議室着くから静かにして。貴方たちプレゼンでしょ」
向「・・はぁい」
目「ちょっと喋らせてやってください。コイツめっちゃ緊張してるんで」
A「そうなの？」
ほら。と目黒くんが掴んで見せた向井くんの手が、人殺したんかってくらい震えてる。
向「言わんとってよぉ・・今も気逸らさんとセリフ飛びそうやわ」
目「今日俺、プレゼン上手く行ったら青木さんにご褒美ディナーねだってんの」
いちプレゼンにバカ緊張してる向井くんの横で、今夜のディナーしか頭にない舐めプ目黒くんはにこにこだ。
向「えーなー・・俺も連れてってや」
目「無理」
向「何でなん。ずるいやん。俺もおんなじだけ頑張ってんのに」
A「・・確かにね」
目「えっ？Aさん？嘘でしょ？
Aさんにご褒美もらえんの俺だけでしょ？」
向「何なん俺だけって。そんなん青木さん決めてへんやん」
A「決めてないね」
目「ちょっと？Aさん？特別扱いして？俺だけ。ね？俺だけって言って？」
A「おはようございまーす」
顔を覗き込んでくる目黒くんをガン無視して会議室に入ると、強制的に会話が止まって不服そうにする目黒くん。
対して向井くんは今の会話で余裕が出たみたい。・・ディナーの予約、本当に3人に変えてあげようかな。
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Emi(プロフ) - この作品すごく好きなのですが、もう更新されませんか？ (6月25日 21時) (
レス) @page36 id: 0a1f78866d (このIDを非表示/違反報告)
ぶたこ(プロフ) - まどろんさん» こちらこそ読んでくださってありがとうございます！とても嬉しいです泣。 (2023年3月4日 4時) (レス) id: a24fabd0e7 (このIDを非表示/違反報告)
ぶたこ(プロフ) - シラユキ。さん» ありがとうございます泣。またちょくちょく更新できるように頑張ります^^ (2023年3月4日 4時) (レス) @page31 id: a24fabd0e7 (このIDを非表示/違反報告)
まどろん(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて、最高です！！！こんなに楽しく見れた作品は久々でテンション上がりまくりです！ありがとうございます！ (2023年3月1日 22時) (レス) @page30 id: 751e143123 (このIDを非表示/違反報告)
シラユキ。 - 何周もしちゃいます…何回読んでもドキドキしちゃってます…！これからも頑張ってください！ (2023年3月1日 20時) (レス) @page30 id: c787a593b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶたこ | 作成日時：2022年10月24日 5時
