明日を、生きてみせる【降谷零】

霧晴5:悪運 ページ5

この旅は二泊三日の予定だ。

船には沢山の施設がある。

シアターやカジノ、バーやショッピング施設。
その他にもアクティビティなど沢山の施設が充実している。

毎日色んな催しがあり全部を見て回ることは、まず不可能だろう。


それだけ沢山の人達がいて、施設もあるということだ。


全ての予定は船内新聞に全て書かれている。
服装や船内の施設も書かれている。
チラリと拝見したが、凄かったとしか言いようがない。


部屋も、商店街の抽選で当たるだけでこんなにも豪華な部屋を用意してくれるものかと驚いた。




…この船は約600人程乗ることが出来るらしい。
やはり、豪華客船というのはスゴい。



フラりと船内を歩いていると何やら聞きなれた声が聞こえた。









…いや、気のせいだと思いたい。





何故、ここにいるんだろう…。


いや、むしろ距離を置こうとしていた人達が何故いるんだ…？


何かに気づいた少年―江戸川コナン君は指を指した。

…私を。


「あ、Aさんだー！」


「あ、本当だ。こんばんはAさん！」


「ん？お前らの知り合いか？？」


「おや…？」




…上からコナン君、蘭ちゃん、毛利さん。

そして、零さん…いや、安室さんだった。








…運が悪すぎる。

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