【銀魂】Everyday 真選組！ (ページ24)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:8,660 hit

24話ページ24

.

「旦那とはよくここ来ますね」

旦那とは割ときた回数が多いこのファミレス。

「このお店の売上に貢献している私たちにパフェ二つ！勿論、割引してくれるよね？」とイケメン店員さんに頼むと「あはは･･･」と愛想笑いをされた。
そして旦那に頭を叩かれた。

坂田「･･･お前、結局その吉原で攘夷志士共のこと襲ったの？」

「普通逆です」

なんて失礼な。どうしてみんな私に対して冷たいんだか。私をなんだと思ってるのだろう。性欲ババァとでも思ってるのか。くそう。

心の中で一人で話して一人で悲しくなっている時に注文したものが届く。

「あらおいひい」

坂田「うま」

二人してパフェを頬張っている時、旦那は手を止めずに言った。「今日お前休みなんだろ？」と。私は普通に返事をすると少し間を開けて「なんで休みの日にわざわざ･･･俺の所？」と聞いてくる。

よくよく考えてみれば何故なのだろう。それは本当に自分でも疑問だ。

坂田「俺の事好きなの？」

「･･･」

ただ単に面白そうだから黙った私。

旦那は期待したのか「えっ、ちょ、嘘でしょ！？」と焦っている。･･･まだ何も言ってないのに。

「勘違い乙です」

坂田「･･･だ、だよなァ、そういう事だろうと思ってたよ、いやマジで。マジで思ってたから！！」

急に早口になる旦那に思わず笑ってしまった。すると「お前今日責任取ってもらうから。」と目を細めて言ったので「え、私の身体は高く付きますよ！？」と胸の前で手をクロスさせれば、冷たい視線。

旦那だけではなく周りの人までも。

坂田「まず、ここ奢りね。銀さん怒ったから。すいませーんパフェ３つ追加～」

「･･･私の財布ピンチだ」

結果、私の財布は非番でかなり軽くなるという残念な事になってしまったのである。全く、この男は私の財布のことを一切考えていない。

坂田「お前の身体は多分さっき食べたパフェより安いぞ。貧乳」

「介錯してあげますよ、どうぞ切腹を」

.