君らしく、ゆっくりと。 (ページ11)

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ゆっくり支度していいですよーってスタッフさん達が配慮してくれて、楽屋の使用時間にまだゆとりがあるみたいやから

じゃあお言葉に甘えようかとゆったりおしゃべりタイム。

晶「けんくん、ほんまにサンタさんにあれお願いすんの？」

健「んぅ？？」

晶「サンタさんに会ったら、みんなで楽しい事いっぱいしたいってお願い、するん？」

おそらく、けんくんへのクリスマスプレゼントで何をあげるべきかを探っているであろう晶哉。

健「えー、お願いせぇへんよぉ？」

晶「お願いしやんの？」

健「やって……」

健「しゃんたしゃんおるん？」

「「「え………」」」

流石に幼いモードのけんくんはサンタさん信じてるやろって思っとったけど、

晶「いやぁ、そこに関しては想像以上に大人かもしらんな笑」

健「？？……でもけんくんな、かめんらいだーの、これと…あれと……がほしいの！」

なるほどな、サンタさんやなくて普通に頼めば晶哉が買ってくれるやろ、って話か笑

晶「はぁい、もちろん買ったげるよ〜笑」

甘え上手で、頼み上手なけんくんが今回は一枚上手やったな…なんて思いながら、

誠「今度みんなでおもちゃ屋さん行くか」

晶「ですね、笑」

それを聞いて当たり前のように全員のオフが揃う日を探し始める俺も、

うん、十分親バカやな笑。