出迎え ページ45
ーー…島に上陸してから、数十分後。
俺達2人は目的地である建物……即ち、アジトを目指して歩いていた。
コーヒー「…もうすぐですね。」
『あぁ…。』
フードを少し捲り上げ、辺りを少し見渡した。
…街の外観は記憶にあったものとほぼ変わっていないようだ。
ベビー5がよく訪れていた服屋。
バッファローとシュガーが気に入っていたアイス屋。
ローが入り浸っていた本屋。
…全部、たった1年前の出来事なのに。
何故、こんなにも懐かしく感じられるのだろう。
コーヒー「いやー！それにしても。
上手くここまでの足どりが隠せて良かったですね！
ずっと俺達、フード被ってましたし！
それに、姿をくらませる為に遠回りもしてきたんです！無事に帰れたのは、やっぱり……！」
コーヒーが俺の方を見て、笑顔を向けたーーその時だった。
ｶﾞﾁｬﾘ
？？？「ーーー…動かないで。動いたり変な気起こしたら脳ミソをぶっ飛ばすわよ。」
コーヒー「！？」
『…』
俺とコーヒーの頭の後ろに、銃口の硬い感触が、強く伝わった。
ｸﾞﾘ…！
？？？「あんた達、此処が誰のナワバリか分かって来たの？分からないただの馬鹿なの？それとも知っててやって来た馬鹿？」
コーヒー「ヒィ…！」
…そんなに怯える必要なんてねェだろうが。
震えまくるコーヒーを見て、少し溜息を付いてから、俺はーー…背後の奴に向かって応えた。
『知っててやって来たに決まってるだろう。茶番はよせ。』
コーヒー「え？」
ベビー5「？！…
…茶番？……フン。
あんた、随分と余裕そうね。やっぱり馬鹿ね。ほんとバカ。
ーー…若様になんの用か知らないけど、あんた達みたいなクソ共なんて、若様が相手するまでもないわ。
今ここで、あたしがぶっ殺してあげる！」
…はぁ。
ベビー5。こいつ…まさか本当に俺だと分かっていないのか？
……いや、、
…そういえば、フード被ったままだったな。
それならば、コイツが気づいていない理由にも繋がるかもしれねェな。
そう思った俺は、フードにゆっくりと手を掛けた。
ベビー5「！！動いたわね！」
コーヒー「！！」
その瞬間、銃声が響き渡った。
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夜星詩(プロフ) - ふじかくしさん» 長らくお待たせしました！追いかけて下さるのですか…！ありがとうございます！感謝しかない……(TT)これからも頑張ります！ (2020年3月18日 7時) (
レス) id: 99f325c4b6 (このIDを非表示/違反報告)
夜星詩(プロフ) - ソルさん» 更新やっとしました！申し訳ございませんでした……頑張って書かせて頂きます！応援よろしくお願いします＼(^^)／ (2020年3月18日 7時) (レス) id: 99f325c4b6 (このIDを非表示/違反報告)
夜星詩(プロフ) - リンゴさん» こちらこそ、楽しみにしていただけてとっても嬉しいです！Part5でも頑張りますね！！ありがとうございます！ (2020年3月18日 7時) (レス) id: 99f325c4b6 (このIDを非表示/違反報告)
ふじかくし(プロフ) - うおー！更新！って来ました！更新ありがとうございます！ずっと追いかけてます、これからも応援してます！頑張ってください！ (2020年3月18日 0時) (レス) id: 6d3dab76b3 (このIDを非表示/違反報告)
ソル - 更新ありがとうございます！((0ω0)) Part5楽しみにしています！ (2020年3月17日 20時) (レス) id: 7bc681eabc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜星詩 | 作成日時：2019年6月20日 23時
