ドフラミンゴの息子（男主）【Part4】

選択 ページ26

【ー…28日後】



電伝虫「ｻｻﾞｯ…ー…あー…、こちらMC:00148084、海軍本部中将ベイ・フォン。

これより、本部に帰還する。」




電伝虫「こちら本部○○、了解」




ｶﾞﾁｬﾘ…。


ー
ーー
ーーー


約1ヶ月後、あれ以来特に海賊達と戦うことも無く、俺達は本部に無事帰還した。




リンドウは、正式に本部の海兵となる為の手続きの為、一度行動を別れた。



…そして、久々に会った寮の奴らは、俺を見るなり嬉しそうに話しかけてきた。


…スモーカーの奴は表情にこそ出さなかったが、相変わらず煙草を吹かしながら、「お疲れさん」と声を掛けてくれた。






確かに、この1ヶ月は…少し疲れたな。
だが、いい経験になった。毒の効果も試せたしな。





…さて、あの問題をこれから、片付けなくちゃならねェ。





ー…そう、リンドウの件だ。


何故俺が、スモーカーとリンドウを近づけさせたくねェのか。






その理由は、俺が以前スモーカーに話した…「武装色の覇気の習得」の話にある。



俺は今、リンドウとゴリラとベイの3人の中では、"記憶喪失になっている人間"とされている。


リンドウと俺…即ちアイツの友人である"セイ"とが生き別れになったのが、約3年前。


それ以前の俺の記憶は、全て無いことになっている。









ー…だが俺は、スモーカーに「10歳の頃から覇気を習った」と言ってしまっている。



…他の奴らには『10歳の頃』ではなく、ただ単にヴェルゴさんに習った、か、知り合いの海兵に習ったとしか伝えてないが…


ハッキリとした年齢を言ってしまったのはスモーカーだけだ。









つまり。記憶が無いはずなのに、俺の過去には【矛盾】が起こっている。









……この【矛盾】に気づく可能性があるのは、スモーカーとリンドウだけだ。



ベイは元々スモーカーと関わりがねェから心配は無いし、ゴリラの奴はそもそも此処には居ないからな。

だが、リンドウとスモーカーは別だ。



リンドウとベイ、そしてゴリラには【記憶喪失】という事を口外しないでくれと一応は頼んであるが……。




ーー…万が一の事もある。





片方を口封じの為に殺さねェと、もしもの場合、今後の任務に支障が出てしまう。




それだけは絶対に避けなくてはならない。






…スモーカーを消すか、リンドウを消すか。




俺は目を閉じ、2人の表情を浮かべながら考えた。


ーー
【作者より一言】
文章ｸﾞﾀﾞｸﾀﾞですいません…。(反省)

予想外→←アホなのか？

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