リンドウ ページ16
ゴリラ「今回君を呼んだのは…聞いてると思うが、私の支部にど〜しても君に会いたいという海兵くんが居てね。是非とも、会ってやって欲しいんだ。」
『あの、その海兵っていうのは…?』
ゴリラ「あぁ、名前を言ってなかったね。彼はね、ーー……」
そう言いかけた時、いきなり部屋の扉が荒々しく開き、思わず全員がそちらの方を向いた。
扉の前には、息を切らした…1人の男が立っていた。
ベイ「んだ、お前。今は入るなってーー…!」
??「セイｯ、お前っ!!お前なんだろ?!!!」
『?!!』
その男は、いきなりこちらに向かって走り出し、俺に抱きついた。
「セイ!!」
『ぐっ?!あの?!ｯちょ…』
誰だ……?!この反応…ファミリーじゃなさそうだが…??
ベイ「…??知り合いか、ユーカー?」
いや、こんな奴なんか知らねェ。
ゴリラ「あ〜…待てなかったんだね。ウホッ。でもまァ…感動の再会にはピッタリだったかな?
ユーカー君。その彼が、君に会いたがっていた男…リンドウ軍曹くんだ。」
リンドウ「セイ!!また会えて嬉しいぞ!!俺、てっきりお前が…死んだとばかり…!!」
だから、誰だなんだよ。
ベイ「…?おい、リンドウとやら。さっきから『セイ』と連呼してるが、そいつの名前はユーカーだぞ?勘違いじゃねェのか??」
その言葉を聞いて、勢いよく顔をあげるリンドウという男。
リンドウ「はァ?!んな訳ねェ!こいつは間違いなくセイだ!!
…本部に新しく入ったっていう新人の海兵リストを見た時に、写真を見て1発で分かった!!
なぁ、そうだろう?!何とか言ってくれよ、セイ!!俺とお前は親友だろ??」
…なんとなく、分かってきたぞ。
この状況が。
『………すみませんが、俺はユーカーです。バウア・ユーカー。
あなたを、俺は一切知りません。申し訳無いのですが……。』
俺がそう答えると、激しくショックを受けたのか、絶望と驚きが混じったような顔をしながら、そいつは小さく「嘘だ…!」と呟いた。
ベイ「あぁん?なんか、話が噛み合ってねェぞ??おい、これはどういうことだ?」
ゴリラ「うむむ……分からんが、つまり…
リンドウ君の話では、彼とユーカー君もといセイ君は、幼い頃からの親友だと聞いている。
そして、……数年前に2人が海賊に捕まった際に、セイ君が囮となってリンドウ君を逃がし、生き別れになったと……。
だが、セイ君…あ〜…、ユーカー君はそれを覚えていない?と。」
俺は、小さく頷いた。
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夜星詩(プロフ) - ふじかくしさん» 長らくお待たせしました！追いかけて下さるのですか…！ありがとうございます！感謝しかない……(TT)これからも頑張ります！ (2020年3月18日 7時) (
レス) id: 99f325c4b6 (このIDを非表示/違反報告)
夜星詩(プロフ) - ソルさん» 更新やっとしました！申し訳ございませんでした……頑張って書かせて頂きます！応援よろしくお願いします＼(^^)／ (2020年3月18日 7時) (レス) id: 99f325c4b6 (このIDを非表示/違反報告)
夜星詩(プロフ) - リンゴさん» こちらこそ、楽しみにしていただけてとっても嬉しいです！Part5でも頑張りますね！！ありがとうございます！ (2020年3月18日 7時) (レス) id: 99f325c4b6 (このIDを非表示/違反報告)
ふじかくし(プロフ) - うおー！更新！って来ました！更新ありがとうございます！ずっと追いかけてます、これからも応援してます！頑張ってください！ (2020年3月18日 0時) (レス) id: 6d3dab76b3 (このIDを非表示/違反報告)
ソル - 更新ありがとうございます！((0ω0)) Part5楽しみにしています！ (2020年3月17日 20時) (レス) id: 7bc681eabc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜星詩 | 作成日時：2019年6月20日 23時
