訪問活動�� ページ12
【Aside】
ーー…海軍に入隊してから、１ヶ月が過ぎようとしていた。
ここでの暮らしにも少しずつ慣れ始め、同期の奴らや軍医達にも…話す奴が増えてきた。
コーヒーには相変わらず、体力作りと勉強をしてもらっている。
とは言っても、ネズミの姿のまんまだがな。
コーヒー「ﾁｭｯ､ﾁｭｯ､ﾁｭｯ…ｪｪｴ(はァ…はァ…す、少し休憩にしましょうよ…!!ぜェ……!!)」
『…5秒だけ待つ。そしたら再スタートだ。』
コーヒー「ﾁﾞｭ?!(ええっ?!そ、そんなァ〜〜!!!)」
『…5秒経ったぞ。さっさと走れ。』
ｶﾗｶﾗｶﾗｶﾗ……
コーヒー「ﾁｭｵｵｵｵ!(ひぃぃい!!!)」
俺がコーヒーの着ているネズミの身体に、【走れ】と命令をすると、
コーヒーの脚は再び動き出し、勢いよく走り始めた。
……こいつには、任務中はネズミの身体を脱ぐことを許可してねェ。
だが、元々人間の体とネズミの体は異なるために、実はコイツは……思うように身体を動かせない時がある。
しかし、普段から…いや、何かあった時に備えて、体に慣れておく必要はあるからな。
だからコーヒーには、毎日1日5回、【回し車】を使った10分完走をさせている。これなら少ない負担で、しかもネズミの姿のままに体力作りをする事ができる。
…と、思っていたのだが。
コーヒー「ﾁｭｩｩ!!ﾁｭ!(うおああ!!!もうっ、む、無理ですっばァァァ!!)」
…体力無さすぎるだろ。流石に…。
『はァ…』
本当にコイツを選んで正解だったのか、少し考えさせられるな。
ーーー
ーー
ー
『……10分だ。おつかれ。』
コーヒー「ﾁｭｩｩｳ!!!(終わったァァァ!!)」
俺の言葉と同時に走るのを止めて、その場に崩れ落ちるコーヒー。
『…さて、午前のトレーニングは終了だな。あと2時間後に本日3回目のトレーニングを始めよう…と思っていたんだが、事情が変わった。
今日のトレーニングは終わりだ。』
俺の言葉に、顔を勢いよく上げて、コーヒーは驚いた顔をした。
コーヒー「ﾁｭｩ?(え、終わりなんですか?!何で??)」
俺はあぁ、と返事をし、コーヒーを回し車から出した。
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夜星詩(プロフ) - ふじかくしさん» 長らくお待たせしました！追いかけて下さるのですか…！ありがとうございます！感謝しかない……(TT)これからも頑張ります！ (2020年3月18日 7時) (
レス) id: 99f325c4b6 (このIDを非表示/違反報告)
夜星詩(プロフ) - ソルさん» 更新やっとしました！申し訳ございませんでした……頑張って書かせて頂きます！応援よろしくお願いします＼(^^)／ (2020年3月18日 7時) (レス) id: 99f325c4b6 (このIDを非表示/違反報告)
夜星詩(プロフ) - リンゴさん» こちらこそ、楽しみにしていただけてとっても嬉しいです！Part5でも頑張りますね！！ありがとうございます！ (2020年3月18日 7時) (レス) id: 99f325c4b6 (このIDを非表示/違反報告)
ふじかくし(プロフ) - うおー！更新！って来ました！更新ありがとうございます！ずっと追いかけてます、これからも応援してます！頑張ってください！ (2020年3月18日 0時) (レス) id: 6d3dab76b3 (このIDを非表示/違反報告)
ソル - 更新ありがとうございます！((0ω0)) Part5楽しみにしています！ (2020年3月17日 20時) (レス) id: 7bc681eabc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜星詩 | 作成日時：2019年6月20日 23時
