?!! ページ22
『答えろ。ロー…。』
ロー「……ぅ……うあああああ！！！！」
もう一度俺がそう言うと、ローは大声で叫び出し、ナイフを俺に向けて駆け出した。
『！？』
ーーーーまずい、距離が…近すぎる…！！！
刺される、と思った瞬間。
ﾊﾞｻｱｯ、と視界いっぱいに広がる黒い羽毛のコート。
ザクッ！！
ナイフが肉を刺す音が響く。
しかし、俺の体には痛みが走らない。
『？！！』
ロー「…なっ！！？」
俺とローとの間に割って入ってきて、ナイフに刺されたのは、
先程倒れていたーーーーコラソンだった。
ロー「……なんで……！お前…また！！」
……！【また】、か。やっぱりロー。お前、コラソンを刺したのか……。
コラソン「ｰｰｰｯ！！」ｺﾞﾌｯ！
2度も刺されたコラソンは、また地面に倒れた。
ローは、手が震えていた。
ただじっと、再び自分に刺されたその男を…
自分が刺したこの男を見ていた。
ロー「ｰｰｰｯくそっ！！！」
そして、ナイフを落とすと、背を向けて逃げていった。
ーー今、追うべきか…？？
…いや、追わなくていいか。ローは必ず、ここへまた戻ってくる。それより今は、コラソンの手当だ。
気絶したコラソンを担いで、俺はゆっくりと歩き、コラソンの部屋へと向かった。
ーーーーーーー
コラソン「………？……」
『！起きたか。コラソン。』
コラソン「…！！？……！！」
『え？何だ？……あぁ、メモとペンか。』
俺はコラソンの机にあったメモ帳とペンを取ると、それをコラソンに渡した。
そして、何かを書き始めるコラソン。
俺が暫く待っていると、サッと紙を渡してきた。
【お前か手当してくれたのか？】
不器用な字で、そう書いてあった。
『あぁ。俺だ。』
すると再び何かを書き出すコラソン。
ーーーおい、これ会話するのに時間かかるな…。
サッ！
【ありがとう】
『？！…？！』
俺は、とても驚いた。
こいつが、俺にありがとうだなんて……意外過ぎる。
もっと冷酷で、人情なんてねェもんだと…思っていた。
コラソン「………」サッ！
【ところでローは何処だ？報告はしたのか？】
『ローか。ローなら……どっかへ行っちまった。だが、また直ぐにここへ戻ってくるだろうよ。
そして、報告については………
ーーーーー、まだ。報告はしていねェよ。』
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ぼんぼん - ドフラミンゴ可愛くて尊死にましたありがとうございます（死亡） (2022年11月13日 14時) (
レス) @page48 id: 975a7d9699 (このIDを非表示/違反報告)
夜星詩(プロフ) - 仮眠さんさん» 返信が遅れて申し訳ございませんでした。ドフラミンゴの良さを理解してくださっている仮眠さん、同志ですね…！！コラソンを撃っちゃったのは仕方ない事だったし、ドフィ自身も辛い選択だったに違いありません…！(小声) 嬉しいお言葉、本当にありがとうございます！ (2020年5月7日 22時) (レス) id: 99f325c4b6 (このIDを非表示/違反報告)
仮眠さん(プロフ) - ドフラミンゴって本当にいいですよね！わかってくれている方がここにいたとは！ワンピース好きの友達に話しても｢えぇ、あいつコラさんうったんだよ？｣って言われるだけ……… 本当に最高です！ (2020年3月24日 14時) (レス) id: 5cf6080106 (このIDを非表示/違反報告)
夜星詩(プロフ) - ニコハルさん» 修正完了致しました。大変失礼しました。 (2020年2月6日 0時) (レス) id: 952adeb89f (このIDを非表示/違反報告)
夜星詩(プロフ) - ニコハルさん» ご指摘ありがとうございます！ブァッファローを絶滅させてきますので、お時間を少し下さい。 (2020年2月5日 22時) (レス) id: 952adeb89f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜星詩 | 作成日時：2018年10月22日 0時
