大金持ちのお嬢様は現在進行形で愛されています！【ツイステ】【ちょっとだけポケモン】【カリム】 (ページ9)

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サリア『わぁ…やっぱりメインストリートは凄いな……！』

現在、私とイーブイはまだ誰もいないメインストリートを歩いていた。

イーブイ「………イブッ」

サリア『イーブイ、なんか緊張してる？』

イーブイ「(ｺｸﾝ)イブッ」

サリア『そっかぁ…まぁ、気持ちは分からなくもないよ。私だってまさかナイトレイブンカレッジに入学できるとは思わなかったし、今緊張してる。そして今日はどこの寮に行こうか迷ってるもん』

イーブイ「…………！イブッ！」

私が長々とイーブイに話しかけていると、イーブイが私の前に行って威嚇し始めた。

イーブイが右を向いたり左を向いたりして威嚇し続けていると…

？「ここッスよ〜♪」

イーブイ「…っ！イブッ！！」

声の持ち主をイーブイは確実に突き止めようと、さらに警戒している。…嗚呼、イーブイ。いつの間にそんなたくましくなったの？

と私が思っていると、不意に誰かに抱きかかえられた。……いや、正確に言うと誰かにお姫様抱っこをされた。(・・・・・・・・・・・・・・)の方が正しいのか。

当然私はイーブイと声の持ち主に意識を集中させていた為、すぐに対応できなかった。

サリア『っえ』

お姫様抱っこされた私はナイトレイブンカレッジの屋根の上にいた。

イーブイ「イブッ？！」

サリア『…っ、イーブイっ！！』

私がそう呼びかけるとイーブイは全力で私を追いかける。

イーブイは大丈夫だろう。私はそう思い、私をお姫様抱っこした人を見る。

その人の特徴は
・獣人の耳と尻尾がある。
・結構チャラそう。
・……ハイエナみたい。

この3点だ。

そして、さっき聞こえたあの声。私はもしかしたら、と思って話しかけた。