楽しい楽しい短編小説置き場(^O^) (ページ5)

今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:12,006 hit

(甘くいきたいリクエスト)相合傘ページ5

あー…今日雨降ってる…なんかさ、雨降ってたら気分落ちるよね。

「さよーならー」

あ、もう下校時刻じゃん！あーあ…

「あ、雨降ってるから濡れないようにしろよー」

先生、わかってるよ、皆。
流石にこの歳になったら、ね？

「ヤベー、傘忘れた。」

佑樹君忘れたんだー。あれ？同じ方向なの私だけかな？
確か…集団下校の時もそうだったからな…

うん、私が入れてあげようかな。

「ねぇ、一緒に帰ろ？傘あるから。」

「あ、うん？って、え！？いいの…？」

「うん！」

なんかさ、微かに佑樹君の頬、赤くなってない？気のせいかな。

「ね、いい…の？あの…」

「ん？何？」

「(天然…)相合傘…だけど」

あ！そっか！ってもうやっちゃったんだけど。
しかも好きな人とだよ？

「大丈夫！あれ、肩濡れてるよ。もっとこっちに来な？」

「うん…」

うわ、近っ、こっちに来なって言ったの私だけどさ！何やってんの！！

「ヤベ、もう耐えられない…」

「なんか言った？」

「あのさ…

れい子好きです、俺と付き合ってください！」

「え！？あの………私も。……よろしく…」

恥ずかしい…めっちゃ顔が火照ってる感じする…

佑樹君もそうだったらしく二人で顔を逸らした。

あっ…佑樹君の髪が濡れてる…なんかさ、色っぽくない？

本当、好きだな…どんどんのめり込んでいくかも。

「え！？」

「どうした？」

「あのー…声に出てたよ。」

「マジ？恥ずかしっ」

「顔赤くなってる、かーわい」

可愛くなんてないし！！

「は！？えーじゃあ佑樹君はカッコいい！」

「ね、俺のこと呼び捨てで呼んでね！」

「えー、わかった。」

皆の前でも…だよね。恥ずかしい…ていうか恥ずかしいってずっと言ってるし。

まぁそんな感じで家に帰りました☆
はぁ…

で、後日…

「なぁ、佑樹告ったんだろ！どうだ？」

「ねー、れい子付き合い始めたんでしょ？佑樹君と！」

「ヒューヒュー！」

「カップル誕生！！」

とか騒がれました…

_________

みゅーなで、破魔様のリクエストでした！
甘く…はあんまり出来ませんでしたごめんなさい
リクエスト下さいね！

相合傘したことあります？難しかった…
次はパフェちゃんかな？