楽しい楽しい短編小説置き場(^O^) (ページ22)

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テストが酷いよぉ、ページ22

カリカリカリカリ………

教室には、ただ、鉛筆を走らせる音だけが響く。

そう、

今日は誰もが思い悩むテストの日である……

テスト前………

「え、もう！またテストかYО‼ 酷い！！」
浜渡が、うわーん！！と叫んで私の肩をブンブンとふってきた。

「ちょいちょい、やめれーい」

「だって～！！だってさぁぁ！！」

言い訳は無用！と浜渡の腕をむりやりひっぺがして、遠のかせる、

テストが嫌なのは誰だっておんなじだ。
　逆にテストが好きな人なんているのだろうか？もしいたとしても、そんな人とは気は合わないだろう。

私は軽くため息をつくと、机の中から、バラバラと、塾のテキストやらを取り出した。

「へ～～え、塾なんて行く金拙者の家にねぇ～～YО～」

「あー、浜渡ん家、ビンボーか、」

まぁ、塾は高いから、行けないのもしょうがないだろう。でもそんなこと行って、どうせ塾なんて、１㍉も興味はなさそうだ。いや、浜渡が勉強に興味を持った日こそ、本当に世界の破滅だろう。

そんな事を一人で考えて、少し笑ってしまい、浜渡に気味悪がられ、少し恥ずかしくなった。

「ほら、勉強やろー」
私は勉強の話に切り替えると、浜渡は、うへぇー、とため息をこぼした。

そこに、いつも聞き慣れた声が耳に刺さった。

「おれもおれも、」

「オレもぉー！！」

このおちゃらけた声は勿論、涼介、雄大。

ワチャワチャと、団子になってすっ飛んできた。やっぱり仲が良すぎる。まぁ、何も悪くはないけど。

「団子は、地獄に落ちろ！！永遠の夢の旅に行ってらっしゃいでござる！！」

ブーブーと、親指を下げて批判のポーズをしながらメンチをきった。

二人は当然のこと、そそくさと、いなくなった。

「ヘンッ！！バーカバーカ、鼻くそでも食ってろー！バレンタインで義理ももらえなかった、童貞野郎がーー！！！あ、拙者も童貞だけどー！！ HAHAHAHAHAHA!!!」

机をバシンバシンと叩きながら、大きい口を開けて笑っていた浜渡は、周りからは、中年オヤジに写っていた。

浜渡……モテないのはそのせいだと思う。とは、言えない私であった………

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もう、テストネタぶっこんだ。更新遅れてすんませーん(泣)