６話 ページ8
shp side
そのチビは混乱した様子でエミさんの方を見る
『話が違うわ！！』
em「内容はなんも話してへんやろが！」
em「そういうわけやから、マスクは取り。話最後まで聞くまで開放はしてやれへんし、それに俺らの使うような毒、どうせもう効かんやろ」
『そうだけど…。はあぁ〜…』
そいつは嫌々といった感じでマスクをとった。
瞬間、俺の手にあったヘルメットが音をたてて落ちた。
嘘だ。だって足が、いや、でも目の前にいるのは、
shp「A…なん、？」
『ぅえっ？あら、ショッピ？なんd…』
ぼろぼろと目から熱いものが流れる。
体が勝手に動いて、勢いよくAを抱きしめていた。
その衝撃でAは尻餅をついたが、そんな事はどうだってよかった。
『うわわっ、ぁ痛っ』
shp「A、Aっ！！ほんとに、Aやんな！？」
『ええそうよ、Aよ。ショッピ、美人になったわねぇ…。元気だった？なんで泣いてるの、ほら、もう泣かないで、』
そう言いながらハンカチを出すA。
なんでお前はそんなのん気なんや、
shp「お前のせいやで！なんで俺を助けてん、なにも言わずに居なくなってん、なんであの時、なんで…」
嗚咽で言葉がうまく出ない。
言葉にならなかった声をあげて俺はAを抱きしめながら泣きじゃくった。
周りの目を気にしてる余裕は、無かった。
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まくら(プロフ) - ルシュカルさん» ありがとうございます！初めてのコメント嬉しいです〜！ (2月10日 23時) (
レス) id: dfaa0d8ad8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのた - オ/リ/フ/ラ立ってますよ！はちゃめちゃに面白いんで応援してます！ (2月10日 20時) (レス) @page11 id: 3899174e41 (このIDを非表示/違反報告)
ルシュカル - 言葉遣いからストーリー、全てにおいてとても素敵で最高です。応援しています。 (2月10日 14時) (レス) id: 1f2be1491f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まくら | 作成日時：2024年1月13日 23時
