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大きすぎた部屋 ページ6

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優「ラブドール!?」



 


優斗に事の過程を伝えると椅子ががたん、と大きく揺れるほど驚いていた。

あの大きく丸い瞳がさらに大きくなっている。






優「なに!?お前人形なの!?」

「めちゃめちゃ人間っぽいよね〜」

優「どうやったわけ?」

『俺にも分からないんで!』

優「く〜!男心擽られるわ!」







雄登は体をペタペタ触られながら『くすぐったいっす!』なんて言いつつ笑顔。


やっぱり、仲良しなことに違いはなさそうだった。







優「こういうの商品にしたら売れそうだな」

「は!?ちょっと!そういうのやめてよ!」

『そうだそうだ!やめろー!』

優「そういうんじゃなくて!あったらさいいなーって、俺も欲しいから」

『なんだかんだ俺のことすきっすね』

優「お前もしかして自意識過剰?」


 




優斗は某おもちゃメーカーの一人息子で、私の婚約者として議論されたことがある。



しかしーーー。


【 幼馴染相手じゃ色恋も生まれないだろう 】


という結末になり、白紙撤回。







今思うと、心よりその結果で良かったと安心している。








優「まあでも、よかったなA」

「え?」

優「もうこのただ広いだけの家にいても寂しくないっしょ!」

「ふふ、まあね」

『優斗くんいると狭いっすけど』

優「なんだとてめー!」









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下の階の住民さん→←幼馴染、対面



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作者名:liri | 作成日時:2020年6月5日 1時

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