俺を忘れた君に。～ybhk～ (ページ12)

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マ「あっ！伊野尾くん！薮くんが……。」

伊「薮がなんですか!?」

急にマネージャーから電話がかかってきた。

マ「車にひかれて………。病院に運ばれまして……。
西見病院の○○病室に。」

伊「はぁ、、、。あいつ………。
ありがとうございます。」

死ぬなんて考えるなっていったのに……。
何やってんだよ………。

伊「薮！」

俺が病室にかけつけた時、薮はもういなかった。

有「いのちゃん！」

伊「なんで大ちゃん！？」

有「さっき、薮ちゃん、急変しちゃって、、。
今、集中治療受けてるの。
生死をさまよってるくらい、かなり深刻らしくて。

他のメンバーは薮ちゃんのことまってる。
俺はここに居ろっていわれて。いのちゃんをまてって。」

伊「そっか…。」

有「あのさいのちゃん。デリカシーないのも充分わかった上でいうんだけどね…。
生死をさまよってるってことは、ひかの記憶戻ってるのかな?って。
薮ちゃんが手術終わって、回復した時に何らかの方法で、ひかのメッセージ残せないかな?って思ってた。」

ちなみに大ちゃんは俺が話したから光の病気を知っている。

大ちゃんは「コード・ブルー」に出演していたからか、俺らよりも医療の知識はある。
だから…………。

伊「わかった。俺たちは光の病室に行こう。」